昨年に引き続きバリバスの大内山予選に参加です。木曜日の下見の感触は
@鮎は多い。22cmオーバーのでかいのも多い。
A朝は追わない。10時頃から一時的に激しく追う。
B減水で良いところ、悪いところは石色がはっきり違う。
このような感触だったので作戦は、朝一どこで掛けるか。10時頃どこで勝負にでるか。
朝一は@浅いA波気があるB逃場がないC複数人が攻められない 以上のような所がいいなと思っていました。昨年は予選を3ブロックに分けて行いましたが、今回はワンエリアでの開催に変わりました。エリアで下見に入ったのは岩船橋下流と柳原橋上流部分。予選のおとり配布順を決めるくじを引くとなんとBの3!エリアは一つですがおとり配布と検量の便宜上AとBブロックに分けられています。3番だと好きなところに入れます。おとり配布と同時にスタート、11時までに本部帰着なので近くのほうが長く釣れます。本部近くのポイントに色気が出てそこへ入ろうと思っていました。しかし先行者がお二人そのポイントの左岸に入ってしまいました。
右岸から入ろうと思っていましたが両岸からでは厳しそう。仕方なくエリア最上流の柳原橋上流の決めておいたポイントへ向かいます。意外に選手が来ません。下流部が人気あったようです。そのうち若い選手に抜かれます。18番スタートだそうです。汗ひとつかかず抜き去っていきます。こちらは汗だく。スポーツ飲料を早くも2回補給。またこの日に限ってとんでもない暑さ。30分掛かって目指すポイントに到着。ちょうど一般の釣り人が準備中でしたが、上流へ行ってくれて一安心。木曜日より更に減水していますが色は良し。鮎は居ます。
7:45に開始。小場所なので根掛かりは絶対禁物。慎重に養殖を操りました。ここは川全体で言うとエリア上限の堰堤から右岸と左岸に分かれた右岸の本流側です。堰堤から100mほど下流。右岸は護岸沿いに流れていますがやや細い分流を伴っているところです。皆さん護岸沿いを狙いますが石色良くありません。分流は小場所ですが溜まりが3つあり変化はあります。1匹目は8:05小さな石裏から流れに出たら掛かりました。16cmほどの小ぶりです。変えて8:10、2匹目。しかし空中でポロリ。しばらく沈黙となりました。何人か選手がやってきて右岸護岸沿いを攻めて行きますが掛かりません。そこは10時ポイントです。しかし沈黙が続くと移動しようか悩み始めます。2番目の候補だった左岸分流も空いているようで悩んでいましたがハルさんがやってきてどこも苦労の様子。ここで頑張るしかないと決断。鮎は居るので攻めに転じます。2匹目の養殖を出してラインで刺激を与え続けました。9:20やっと2匹目。これはガツンときて20cmほどの良い鮎です。ビューッと泳ぐとすぐに3匹目ですがグリグリとしています。団子になっていてこれもポロリ。一番下の溜まりへ移動し吊り下げると野鮎に反応して動きが早くなります。9:35やっと3匹目。同じ要領で9:40、4匹目。最低あと1匹は欲しい。9:50待望の5匹目。しかしこれがタモ1m手前でポチャリ。帰り道に30分は必要です。残り40分。反対を向いて勝負です。護岸沿いの瀬落ち込み、水深50〜80cm程度。おとりを入れると同時に引ったくられます。黄色い鮎。これは入れがかると確信。4匹掛かって1回底バレ。安全圏と考えていたおとり込み9匹確保でタイムアップ。検量を終えるとBブロックは7匹がボーダー。なんとか予選突破。ちなみにAブロックは9匹がボーダーでした。ヒデVさん11匹で余裕の通過。岐阜からやってきたO原さんも9匹で通過。
さて決勝エリアですが本部上流堰堤から下流の鉄橋までとなりました。一切下見をしていないエリアです。2度目の入川順抽選はなんと32人中30番!あきらめがつきました。下流へ行く選手が多かったので上流へ行ってみます。堰堤下の溜まりから流れ出る瀬が空いています。その下の棚にはO原さんが居ます。いい所に入っています。瀬は人気がありません。掛からないから当然です。しかし右岸側のチャラは石色綺麗で良さそうです。まずはその手前の瀬脇を攻めます。鮎の反応有り。しかし追う鮎ではありません。もんでもんでもみまくります。やっと掛かった!バレた!次は手前の大き目の石裏タルミから横の流れを出たり入ったりさせているとやっと掛かった!良い鮎でしたが胸ヒレに針が食い込んでいて外れたころにはヘロヘロ。流れに入れても棒のようです。また養殖を出して右岸寄りのチャラを狙うとやっと掛かりました。最初からこの辺りを攻めていれば良かったかも。しかしこの頃には暑さでボーっとしていました。川が小さいので岸からの釣りになってしまいます。これがキツイ。一時は終わろうかと思うほどフラフラ。体に水を掛けてなんとか凌ぎましたが集中力も無く根掛かりが頻発。小さいのが1匹引っかかって込み5匹で決勝を終えました。ボーダーは8匹。たった3匹ですが大きな差です。あのポイントでも上手く攻めれば5匹は釣れたはず。それにdeibuより後ろの選手が8匹で勝ちあがりです。本部前の群れ鮎を攻略したそうです。順番でのいい訳は出来ません。トーナメントの難しさが分かってきました。
今回の反省
@予選はイメージ通りに戦うことが出来て満足
A追いが弱くて掛かったときは多少無理してでも早く抜くほうが良い
B決勝エリアの下見不足
C瀬脇チャラの攻略練習不足
D暑さ対策
さて次週は根尾川大会。知りすぎているだけに難しそうです。