板取川上流 7月5日

 まだ根尾が本格化しないので今回も板取上流に来てしまいました。3枚目の日券購入。榎本さんと前回やった付近で合流する段取りになっていましたが、気になるポイントが下流にあったのでそこを探ってから合流します、と言って一人入れ掛りを目論見ました。その場所は過去に数回キャンプがてらに竿を出した「鮎の里ほらど」前です。上下に淵がありそれを繋ぐ瀬がチャラ、早瀬、急瀬、絞込みと理想的な流れを作っています。川は増水後でやや白く見えます。食み跡はあまり確認できません。さっと流してチェックします。淵から流れ出して石が大きくなる境目の左岸柳際にいくつも小さなタルミがあります。ここで出なければ他も出ないと思いおとりを入れますが・・・反応無し。即移動。

 上流を目指して移動していくとはるか下方の瀬で見覚えあるスタイルの釣り人。御漁場で楽しむ夏は川漁師さんです。榎本さんも調子が出ないようなので川漁師さんのポイントへ行って見ます。長い瀬に釣り人
3名。まだ調子が出ないようですがお邪魔することにします。さて川に下りて竿を伸ばそうとすると、ん?タモがありません。車に忘れたか?いやさっきの場所で

積んだ覚えがありません。急いで朝のポイントへ戻ります。今年新調したばかりのリミプロタモ。幸い朝のポイントにはまだ誰も居ません。しかし道中にも川にも見当たりません。川の中を歩き廻って探すも発見できず。売店の方にも聞いてみますが情報無し。一人で入れ掛りを期待したのが間違いでした。ガックリして榎本さんと合流。O原さんとヒデVさんも一緒です。

 ヒデ
Vさんの御漁場で再挑戦。Deibuは川漁師さんのところへ行ってみます。まだ活性が上がらないようで全体に苦戦。やっと再開したのは11時近くでした。なかなか掛かりませんでしたがお昼前になってようやく掛かりだします。サイズはやや小ぶり。チャラやタルミなどでふわふわさせていると掛かります。昼抜きで継続。3時頃になるとやっと追いを感じるようになります。ややサイズも良くなりむちゃ掛かりを期待しますが爆発は無し。引いてしまうとなかなか相手にされず難しい。合流した
O原さん、ヒデVさんも調子よく掛けています。5時半まで頑張って28匹でした。平均156cm、良いの19cm程度です。解禁時には見られなかった冷水発症鮎も見受けられました。まだ淵には黒々とした塊があちこちで確認できます。うまく散ってくれれば良いですが。タモ流失のショックを引きずったまま帰宅。

竿:シマノ競スクデットtype-R90NS 水中糸:フロロZaito0.15 付糸:フロロ0.25 20cm 
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.0、7.5-3本-1.2号

 
「鮎の里ほらど」の前。ほらこんなに良いポイントなのに。
誰も居ないのは釣れないから。皆さん良く知っています。
同左下流向き。大好物の流れなんですけどね。
タモはどこまで行った!鮎師に拾われればまだ良いけど・・・
小型中心で28匹。冷水病の悲しい姿も。 夏は川漁師さんの御漁場。大石もあり変化に富んでいます。
御漁場ですが調子が出ずやや背中が丸くなっている川漁師さん。
調子が良いと竿の位置が高く背筋がピンとしています。
かなり綺麗です。梅雨が明けると川遊びの人たちでごった返します。
良い流れですが一発の追いはありませんでした。止めて待っていないと
掛かりませんでした。
ヘチの小石底では群れ鮎が盛んに移動しながら食んでいました。