板取から根尾川に近づくと時折激しい雨です。車中泊では食事も取れなさそうなので、根尾川のHP「喧嘩魚」管理人の内藤さんに無理を言って柳川バンガローを使わせてもらうことにしました。しばらく内藤さんと鮎談義。根尾川のことはほんと隅々まで知っていて、興味深いお話も色々聞かせて頂きました。静かなバンガローですが夜中激しい雨音で何度か起こされました。これは明日無理かな?と考えながら寝ていました。
朝は斉藤さんからの電話で起こされました。「出来そうか?」「たぶん無理」と言ってから川を見ると?以外に増水していません。濁りも無し。榎本さんも美濃から移動中で結局3人で朝食を取ながら様子を伺います。レーダーを見るともうすぐ雲は切れそうです。しかし活かしておいた板取の鮎が全滅!しかし1匹だけ元気です。未使用の養殖だけピンピンしています。
これを持って榎本さんが突撃。斉藤さんは道具を取りに家に戻りました。瀬肩を陣取る榎本さんを車中から見ていると、掛けた!ほぉー、居るんや。また掛けた!結構デカイやん!鮎モード点火!雨も上がって突撃!榎本さんからおとりを強奪!ここで掛かれば入れ掛りやっ!という瀬肩パンツへおとりを滑り込ませました。1、2、3で掛かるはずが・・・
それでも15秒程で掛かりました。が、ビビビの当たりで15cmほどの鮎。でも次が来ません。次の本命ポイントへおとりを誘導。1、2、3でビビビ。また小さい。キャッチミス。ドカンときません。下の早瀬へ行ってみます。石がヌルヌルで立ち込めません。やや水位が上がっているようで左岸沈床ブロック際を狙いたいのに届きません。しばらく探るも当たり無し。また振り出した雨で体も冷えて12時前にギブアップ。この時点で榎本さん9匹も掛けていました。
今シーズンまともに鮎釣りをしていない斉藤さんも合流して竿だし。マスターズ倶楽部大会では小鮎に翻弄されたそうです。それでも参加者メンバーが凄い倶楽部大会で3回連続予選通過は技術の確かさを証明していますね。それに上位5名中4名が岐阜県勢、岐阜のレベルの高さは凄いです。斉藤さんはずーっと下流まで探りに行き、ボツボツ掛けたそうです。流石。分かりそうで分からないその技術をなんとか盗まねば!で、自分はと言うと意外に土曜の疲れがひどく、これにて納竿。イトウ釣具店で消耗品を調達して帰りました。この「柳川」というポイントですが、梅雨明け以降は昨年も良く掛かっていたそうです。盛期にまた来てみようと思います。内藤さんありがとう!
竿:シマノ競スクデットtype-R90NS 水中糸:乱複合0.06 付糸:フロロ0.25 20cm
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.5-3本-1.2号 ウレタンV背針使用