板取川上流 6月21日

竿:シマノ競スクデットtype-R90NS 水中糸:乱複合0.06 付糸:フロロ0.25 20cm 
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.5-3本-1.2号 ウレタンV背針使用


 この週末は北も南も雨模様で釣行河川選択を悩みました。たまたま
M所長に電話すると毎年恒例の板取川上流解禁に行くそうです。金曜夜から乗り込むそうで、直前の状況を聞いて、出来そうなら行ってみようと決めました。幸い雨はたいしたことなく、やや渇水のまま解禁を迎えそうだということで2時半に鈴鹿を出ました。板取上流はほとんど知らないので川を見ながらM所長が居る板取川温泉前に向かいます。雨模様の天気予報のせいか絶好のポイントにも4時過ぎ時点ではほとんど釣り人の姿無し。
 やや不安を感じながら現場左岸堤防の上に到着。
M所長はお仲間たちと下の瀬付近にいます。見ていると早速掛けています。その上が浅いトロ、そしてやや勾配のある50mほどの瀬、その上が巾の広いザラ瀬、その少し上にまだ新しい橋があります。釣り人は瀬の落ち込みに1人、瀬肩に2人、橋付近にも人が見えます。M所長の瀬は入る余地が無さそう。もちろん上の瀬を狙いました。瀬落ちに陣取っている方に声を掛けてその上に入らせてもらいます。その地元の方は2箇所笹旗を立ててあり、その上なら良いよ?とのこと。なんと旗の間は周年自分専用区なので入ったら駄目だそうです。

 さてポイントですが、石色は綺麗で一目で鮎が居るのは感じました。水はとても綺麗です。途中ではやや垢腐れ気味のところが多く感じましたが、ここは良さそう。まずは岸から手前を探ると
16cmほどのやや白い鮎が掛かります。このタイプは固まっているようで「溜まり」でやれば同じようなサイズがどんどん掛かってきます。もっといいのが居るはずです。

 白泡へ入れるとドッカーン!です。良いのは1匹取ると同じポイントでは掛かりません。少しずつポイントをずらして細かく探ると居ます。短い瀬を一通り探ると白い鮎になってしまいます。

 上の橋まで行って見ますが水深が浅く石もやや小さいので鮎は薄いようです。橋直下ではボツボツ掛けてみえました。ここでは1匹だけ。戻りながら広いザラ瀬も探ってみます。鮎は目視できます。しかしここは泳がせポイントで上手く攻められません。また瀬に戻り小型を連発、そして再度急瀬を攻めなおすと何匹かは拾えました。11時までに44匹。この感じだと同じ場所では追加は厳しそう。移動してサラ場を探そうかとも思いましたが、
M所長のポイントから少し下にも良さそうな瀬が見えます。ここでやってみましょう。

 昼寝をすませおとりを取りに行くと周年専用区の方が帰り支度。毎日来るので今日は終わりだそうで、専用区も限定解除!です。その方の上に入っていた釣り人も居ません。釣り人と釣り人の間にできるデットゾーンってありますよね。

 どちらも攻めにくい場所。そこを狙って探るとプチ入れ掛り。でもすぐに白い鮎になります。下へ行って

見ましょう。良さそうに見えた1本瀬は巾が狭く攻めにくそうです。釣り人も数名居たので突入する元気もなく瀬肩付近で数匹拾って終了としました。午後は13匹だけ。あとで下流に入ったヒデVさんに聞くと午後入れ掛かった、ということでやはり大きく移動したほうが良かったかも!とやや後悔。ただ、帰りに温泉に

入りたかったので移動してしまうとまたここへ戻るのも億劫で移動を躊躇しました。この日は1日カッパを着ていたので汗だくです。汗をかき過ぎると余計に疲れる気がします。最後は温泉にゆっくり浸かり根尾川へ移動です。

 板取上流の印象ですが、この辺りは深みには鮎は沢山見えました。姿形も良く状態はいい
鮎でした。小型も闘争心があるようでしばらく楽しめるのではないでしょうか。激しく移動しながら釣るような方は少ないようなので結構穴場的な気がします。ただ釣れない所は居ないところの可能性が高いので機動力が必要かも!

 
良いのが揃いました。香りが最高! しもの青合羽の方の「周年専用区」の上から開始。
この方は後から見えて昼間でここでボツボツ掛けてました。
ほとんどこの短い瀬で掛けました。特に大岩の下は出る出るポイント 石を1個1個探るように
細かいポイントも丁寧に潰して行きます。
地元の方の周年専用区。深さもあって良いポイントです。
鮎も沢山見えました。
こんなところを細かく攻めていくと大型が追ってきました。
少し上の橋。ここの方もボツボツ掛けてました。水深がいまいち無いので
やや薄い感じ。
橋の少し上でやってみましたが1匹掛かったのみ。
浅いザラ瀬では反応無し。
橋と瀬の間にあるザラ瀬。鮎は居ますが苦手ポイントでいまいち調子
出ず。増水時は狙い目かも?
最大の鮎。22cmほど。100g級です。