竿:シマノ競スクデットtype-R90NS 水中糸:乱複合0.06 付糸:フロロ0.25 20cm
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.5-3本-1.2号 ウレタンV背針使用
さていよいよシマノジャパンカップ予選です。今回は255名とかなりの参加人数で早朝4時頃にはお祭りのような賑わいです。どきどきの受付でスタート順を表すゼッケンを引きます。希望通りの二桁77番をゲット。この時点で上流域へ行こうと決めました。勝負服に身を包んだ選手が整然と並び競技説明を聞く様子はいつ見ても緊張感を煽ります。
さておとり配布を受け「徒歩」で上流へ。睦橋下流の瀬右岸木の下に入ることができました。初めての場所ですが、06年の大会時、ここに入ったN名人が良く掛けていたのを見たからです。しかし今回は減水で実際のポイントを見ると石が無く砂地です。06年のやや増水時とは全く違う状況。しかし結局鮎が溜まる場所は同じはず、と信じここでやってみます。上に木があり注意が必要。6時10分に競技開始です。なかなか掛かりませんが廻りも掛かっていません。たまに掛かるのも小さい鮎です。我慢です。1匹目は開始1時間になろうかというとこで掛かりました。どうも砂と石の間を小さな群れが移動しているようで着いて動きます。結構早い動きなのでこれは掛かると思い同じ場所で粘ります。瀬で掛かりだせば勝負に出ようと考えていました。しかし3匹掛かって群れが移動したのか反応が無くなりました。
対面の選手と間が詰まってきたので思い切って瀬に移動。太い早い流れにおとりを入れます。ガツーンときました。でかい!グルングルン?頭を振ります。バシャ!赤いお腹。ネバネバウグイちゃんです。運良くバレてくれました。ホッとして下を見ると最初のポイントの対面の方が移動していました。
すかさず戻ります。朝と同じ攻めをします。掛かってくれました。2匹追加。もう1匹欲しい。残り20分で良い当り。ですが底バレ。すぐ上の選手が瀬尻で3匹入れ掛り。探っていれば・・・追加できず終了。検量を済ませ着替えていると「ボーダー7匹」のアナウンス!ゼッケンが若いので通過です。なんとラッキー!
もう一度支度して決勝帽子をもらいます。上位からおとりを貰うのでほとんど最後におとりを貰い上流へ。予選終了時に瀬で掛かり出したので瀬で勝負です。下の瀬開き右岸に入った上位常連のO名人が早速掛けています。こちらも狙いの瀬に入れると1発目がきました。予選とは打って変わってでかいです。無事キャッチ。少しずらして探るとすぐにゴンッ!ために入るとバレました。まだ居ると思い粘ってしまいます。下のO名人3匹掛けてサクッと移動。今思えば瀬を狙うということは縄張り鮎を狙うこと。縄張り鮎なら同じところで粘っても駄目です。当然次のポイントへ移動が原則。これが動けなかったのが大失敗。あとは浅い波気のところで2匹掛かっただけ。込み5匹であえなく撃沈。ブロックへは5匹も足りませんでした。
近くのポイントで良く掛かっていた所は自分が普段やらないようなところばかり。縄張り鮎ではなく鮎が溜まっているところでふわふわさせて掛けているような感じでした。仮に2匹目の鮎が無事取り込めていても瀬では勝ち目が無かったと思います。完全にポイントミス。しかしO名人は動きながらしぶとく掛けていました。ほんのわずか届かなかったようですが、どこかで連発すれば軽く通過していたはず。見ていて非常に勉強になりました。メジャー大会だと参加の方もハイレベル。皆さん良く掛けます。そんな中で勝ち上がるにはやはり経験も重要です。何度でも参加して色んな状況に対応できるようにならないといけませんね。次はバリバスカップ予選ですがこの経験を少しでも活かせたらと思います。しかし予選、決勝と歩き、集中して釣るとクタクタでした。まずはダイエットが必要か!
敗因:
@調査下見不足
A縄張り鮎を狙いながら粘ってしまう中途半端さ
B予選時掛かったポイントを把握していなかった。