吉田川(長良川郡上) 6月8日

竿:シマノ競スクデットtype-R90NS 水中糸:乱複合0.06 水中糸:フロロ0.3 20cm 
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.5-3本、4本-1.2号 ウレタンV背針使用


 途中日券を購入し昨年と同じ吉田川の街裏駐車場へ。昨年と比べて随分水位が低い。昨年苦労したポイントを改めて見てみると平水時には良いポイントではありませんでした。増水ということをもっと考慮してポイント選びをすれば良かったと遅まきながら反省。石色は最高とまでは行きませんが、磨かれてはいす。宴会場を設営し、街中へ買出しに。結構観光客が居るのですね。郡上は川も町も良いところです。昨年も顔を合わせた方も一緒になって楽しい時間を過ごし9時には就寝。

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時の目覚まし前に皆の話し声で起きました。昨晩飲み過ぎた方々以外は早くも戦闘服に着替え中!コーヒーとパンを流し込み、トイレを済ませ顔だけ洗って準備を急ぎます。中央解禁より殺気立っている感じ。目の前の瀬落ち開きと、その棚が昨年良かったのでそこへ行こうかと思いましたがおとり缶の前瀬肩が空いています。先行した榎本さん、ヒデVさんが居ません。O原さん、N村さんは起きそうにもありません。昨晩ここに入る!と言っていたM浦君も車から出てくる気配なし。ここを他の人に渡すのはもったいない。ということで一番近いポイントで明るくなるのを待ちました。

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時半スタート!まずは岸から手前の流れを探ります。すぐに1匹目。やや白い。変えて2匹目。ガツン!黄色い!すぐ手前で良く追います。なるべく川に入らず広く探ります。沖へ出て糸角度が開くと掛かりません。1時間で軽くツ抜け。
 届く範囲では掛からなくなり少し前進。瀬に吸い込まれる流れで更にきつい当りが続きます。カツッ!といった感じで極小さい鋭い当りで掛かっています。ケラレ?と思って竿に聞くとガァーッと走り出す。追いがきついのでしょうね。対岸護岸上に釣り人が立ちだすとペースが乱れます。一番おいしいところを持っていかれるので手前を攻めきれないまま前に前に立ちこんでいきます。


 早朝はどこでも掛かっていましたが少し落ち着くとやはり瀬です。早い流れに馴染ませると目印がタテに激しく動く当りで良型が!正に解禁の当り。瀬の鮎は体高があり、姿、形、香とも最高でした。

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時前に腹が減ったので休憩に上がります。この時点で43匹。良型は一通り釣ると次がありません。小型は同じところでも掛かるようです。

 休憩後は榎本さんとヒデ
Vさんが攻めていたポイントで立ちこんで左岸護岸際を探ってみました。護岸上から攻められていますが、攻めにくそうで残っていると読みました。狙い通り黄色良型が連発!瀬を引くと軽くなったり、横へ走ったりと追われる感じが非常に良く分かります。そこをきっちり攻めれば必ず掛かります。今回は中央解禁の反省で針を7.5号にし、身切れ無し。ケラレも非常に少なくなりました。1日通じてほぼノントラブル。後半は22匹、3時に納竿としました。

 小さい鮎も沢山見えましたので今後も期待できそうです。今回も鮎を出荷しようと思っていましたが、奥様に確認するとお使い物にするので持ち帰りなさい、ということで持ち帰りました。アブラヒレが綺麗なオレンジになった鮎が多かったですが、さすがに郡上の鮎、美味かったです。正に泳ぐ松阪肉ですな。

 今回感じたのは、瀬の鮎は意外に縄張りが狭く丹念に探らないと釣り残しが多くなります。無理やりでもポイント通してやると追われることが多かったように思います。竿は常に
2番まで曲がったり伸びたりで引きすぎのようですが、おとりが弱る前に掛かります。さて今度は根尾川本格解禁とシマノJC予選です。なんとか予選通過したいなぁ。

 
夜明けシリーズ?第2弾!白く見える堰堤上に沢山の釣り人 入川場所から下流を望む。早くも満員?
石色はこんな具合。昨日の中央とは比べ物にならない良さ!
スタンダードに黒い石がGOOD!
最初のポイント。この辺りから動けませんでした。この手前でもかなり
掛かりました。タテに探ります。
右上画像の違う角度。手前印も良かった。奥はトロから瀬に変わる
いわゆる「パンツ」の三角波。吸い込まれるように早くなります。
後半入れ掛かった瀬。護岸際や芯で掛かりました。手前でも掛かりますが小さいです。
線から下はコンスタントに掛かっていました。 20cm級の鮎。肩も張って迫力十分。一時これが入れ掛り!
ほとんどが17〜19cmで型揃い。冷水病無し。尻尾の先がやや丸い。
ぬめりが強く香も強いです。アブラビレの鮮やかなオレンジ色が印象的