竿:午前・シマノ競スクデットtype-R90NS 午後シマノスペシャルラシュランH2.5 9.0NE 水中糸:乱複合0.06 水中糸:フロロ0.25 20cm
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.0-4本-1.2号、イニシアブロンズ7.25-4本-1.2号
さて期待の長良川中央解禁です。今年の解禁は日曜日と重なり、さらに前評判とで混雑必至です。ポイントは昨年と同じ上牧橋上流です。土曜夜に現地で榎本さんたちと合流ししばし鮎談義。4時に目覚ましをセットし車内の床に着きます。3時半にうとうと起きると他の車や河原に人影が!これはいかんと着替えと食事を同時に済ませ、やや明るくなった川へ急ぎます。狙いの左岸瀬肩に立ち夜明けを待ちました。4時半近くには糸が見える程度になり竿を伸ばしました。周りの人は「早過ぎない?」といった感じで様子見です。
気温も水温も低いですがまずは岸に立ち石裏へ送り出すとすぐに反応有り。やや小ぶりの白い鮎。ガンガン来るか!と思いましたがボツボツの掛かり。流速のある場所では良い当りで18cm前後の鮎が掛かります。廻りもこれを見て竿を出し始めますが意外に掛からないようです。石裏のタルミではやや白い鮎が。
流れのきつい石の前や横ではコンディションの良い鮎が掛かってきます。見える範囲では一番良いポイントに入ったようで同じポイントでも掛かります。昨年は良かったすぐ上や対面も苦労しています。それでも日差しが強くなり水温が上がり始めた9時過ぎにはあちこちで竿が曲がり始めました。良いポイントは早い流れの大石の前に出来る「受け」です。「受け」が大きいほど溜まっている鮎も多く、沢山釣れていました。早い流れでもフラットで変化が無いところでは追いが無し。白泡の中でも同じ。要は強い流れのおとりが止まる所が放流鮎の縄張りです。(強い流れでも止める技術があれば掛かるのかも)
おとりがしょっちゅうサーフィン状態になりますが、スッと波目に入ってフラフラッと止まるとガツーン!気持ちよく掛かります。失敗したのは針です。針ケースが根尾川釣行のままで、7.5号を追加しようと思っていて忘れました。ケラレ多発でした。身切れも2回。監視員の方が釣果を聞きにきたので、30匹!と言ってしまいましたが、数えると午前の部は10時過ぎまで26匹でした。サバを読んですみません。
お昼はビールに串かつ、エビフライに焼きそば、それにあさりご飯で腹いっぱい!眠気が襲ってくるのは自然の摂理。目が覚めるともう1時半!
午後は上流へ行ってみます。堰堤からややフラットな流れがあり、ザラ瀬、岩盤周りの急瀬となります。中間のザラ瀬が空いていたのでやってみます。流芯は左岸寄り。岩盤が「受け」となった良いポイントで対面の釣り人がコンスタントに掛けています。その方が届かない範囲を狙うと少しだけ掛かりました。浅い流れでは掛かりません。
もう少し上では斉藤さん、O原さん、和人君、M田さんが並んでやっています。午前中O原さんが入れ掛かったポイントです。この辺りはやや石が細かく全体にフラットですが、その中の大きい石や少し深いスジで掛かるようです。遡上鮎が掛かるようになれば最高のポイントです。夕方の時合いで掛かると期待しましたがポロポロしか掛からず。日が傾くと急に寒くなり掛かりも遠のき終了です。午後は1匹埋め込み、1匹脱走で残ったのは10匹。合計36匹。
おとり缶のある朝のポイントまで戻ると、そこでやっている方は見ている間に4匹掛けていました。やはり設定6ポイントです。解禁の感想は、掛かる鮎はdeibuの場合放流魚ばかりでした。遡上物の小型は1匹も掛かりませんでした。昨年よりも一回り大きく、冷水病も一切無し。綺麗でぬめりと香の強いすばらしい鮎です。遡上鮎が掛かりだすまでは放流量が多い場所で鮎が溜まるポイントを見つけ出して釣るのが良いようです。掛かる場所は何度でも掛かるし、掛からん場所は1日掛かりません。数はかなり居るようです。
今回は少し高水で、上牧橋上流のテトラ際などは攻めきれていません。和紙会館前の高圧線下なども同じではないでしょうか?来週は早くも郡上解禁、その次は根尾川解禁、今シーズンはこの辺りで十分楽しめそうです。そして今回初めて鮎を出荷してきました。ガソリン高騰で少しでも経費を補いたいと思います。PS:月曜もやるつもりでしたが、疲れた上に一人で車中泊は寂しいので月曜は仕事にしました。車中泊2連はキツイ!