先週は増水で何処へも行けず2週間「も」竿を持っていません。手が震えてきそうです。熊野川、北山川は増水後の情報がまだ無く期待薄。和歌山の河川はどこも調子が良い様子。それではと本州最南端の古座川へ。メンバーはまだ納めきれない夏は川漁師さんとハルさん。 串本大島が見えるともう古座川です。この時期養殖おとりはありません。自力で天然を調達できるおとり屋さんに頼むしかありません。今回はTwitterで毎日の古座川情報を発信していた田上さんにお願いすることが出来ました。自ら毎日川へ入っているので情報が確か。それに非常に親切(行けば分かります!)で、2日間存分に楽しむことができたのも田上さんのおかげです。 さて最初に入ったのは下蔵土橋の下流域。橋直下の短い瀬にハルさん、トロを挟んで下の瀬にdeibu、さらに下流に夏は川漁師さん。今回は泳がせないと掛からないかと思い、引き釣り封印して臨みました。岸に立って手前の綺麗な所から丁寧に探ります。チャラでキラッと掛かります。泳がせると結構良いペースで掛かりました。やや流れのある所もぐんぐん入って行きますが瀬は反応が悪い。瀬脇で追ってきます。ここでは2時間強、小型も混ざったもののうまく循環し15匹。 次は田上おとりさんの前。車が河原まで降りられる場所があるのでここで昼食がてらやってみます。瀬肩チャラでポツポツ。少し上の平瀬は左岸側チャラから右岸へ向けて徐々に深くなっているところ。右岸際は底の様子が分かり辛い。古座川本流はダム水なのでうっすら濁りがあります。上流部ほど濁りがきつく、下流へ行くほど綺麗になってきますが、水深がある所は白っぽくなります。底が見えなくなる境界辺りでギュンと来る。まっ黄色ばかり。これが終盤の鮎か?と思うほど。ここでは2時間ほど10匹。 もう1ヶ所行ってみましょう。蔵土橋付近へ。橋下の瀬付近は不発。上に行って分流の溜まり鏡を下から泳がせるとドッカーンでまっ黄色連発!2時間弱で9匹。カニ籠を仕掛けに行くので4時に終了。初日は34匹と上々の出来でした。 カニ籠には冷凍養殖おとりをぶつ切りにして吊るし、産卵のため下ってくるモクズカニが通りそうな場所へ沈めておきます。夏は川漁師さん秘伝の場所2ヶ所に2籠づつ仕掛けました。これがあると明日の朝が楽しみです。 さて今回は車中泊ではありません。リッチに「やまさき屋旅館」さんです。ここは何と言っても夕食が良いんです。酒飲みにはぴったりのおかずばかり。腹十二分目くらい食べて爆睡。やはり畳の上でふとんに入って寝ると疲れが取れます。翌朝もしっかり食事を取って手作り弁当も用意してもらって出発!2日目に選んだ場所は鶴川橋上流の長ーいポイント。全般的に浅い瀬やトロで構成された1kmほど続く場所です。食べすぎて早、9時になっています。ハルさんはずーっと上流へ見えなくなりました。夏は川漁師さんもずーっと下流へ見えなくなりました(珍)。deibuは降り口近くの竹やぶ下を狙います。左岸の竹やぶに向かって深くなっている良いところ。おとりを入れると群れ鮎に付いて動いてしまう。掛かりません。ハルさんが一人で良い目をしているといけないので上へ行ってみます。昨日の釣り後に色々考えて、古座川鮎攻略方法がはっきり分かって開眼した!と言っていたのでその開眼釣法を見学。瀬尻でしゃがみこんで狙っています。これがそうなのか!対岸で研究しようと開始しますがおとりがなぜか下流へ、下流へと下がってしまう。途中で2匹掛かりましたがそれだけ。少し下も探るも掛けられず。鮎は居るんですが掛かるイメージが掴めないと掛けられません。一人調子がいいハルさんを強制終了させて移動! 今日は13時までの釣りです。残すところ2時間。昨日良かった洞尾へ。昨日のおさらいです。手前から丁寧に泳がせる。ギラン!まっ黄色掛かる。昨日探り切れなかったところを中心にやってみると良く掛かる!サイズも良し!ここで14匹、計16匹で古座川終了!この時期これだけ釣れたら御の字です。やまさき屋さんの手作り弁当を食べ、もう一つの楽しみ、カニ籠を上げに行きます。残念ながらカニは居ませんでしたが、りっぱな手ナガエビが6匹。存分に楽しんで古座川を後にしました。 途中R311へ廻り、みかんを買いに行きますが、無人店舗はどこも商品ありません。今年は値が良いので少ないのか。丁度売り場に居たオバさんに聞くと家に来ればいくらでもあるよ!・・・付いて行きました。道の駅では1,000円/kgでしたがこちらは100円/kg!頼まれものもあったので30s無事購入出来て、その上野菜なども頂戴し、車を満載にして帰ることが出来ました。〆は一冨士さんで中華そば。フルコースの二日間、夏は川漁師さん、ハルさんありがとう! |
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古座川 10月16日、17日 |