台風９号の影響で岐阜は一旦水が出たらしい。引き水で鮎が動いた可能性の長良川か。渇水で厳しいがある程度は望める熊野川か。夏は川漁師さんの腰痛のリハビリも兼ねて熊野川にしました。釣行時はランチも楽しみのひとつ。前回ハルさんに熊野川の入口新宮の街にあるおにぎり屋さんがウマいらしい！と教えてもらっていたのでそこへ立ち寄って弁当を調達することにしました。開店の5：30ピッタリに到着。店内には各種の弁当やおにぎり、めはり寿司などが並んでいます。幕の内弁当と鮭おりぎりを購入しました。朝食はその近くに最近オープンしたすき家で朝定食です。車中で頬張るコンビニのおにぎりと違って、ゆっくりと温かいみそ汁も食べることが出来て満足します。ちなみにおにぎり屋さんは「おむすび一郎」だったと思います。弁当もおにぎりも確かに美味しかったです。 　６時過ぎには予定通り浪花統八おとりさんへ到着。ビンビンおとりを調達してまず最初に入ったのは最近安定している鎌淵の瀬の下の瀬です。左岸へ渡って先回反応が良かった瀬肩波立ちから開始。私たち意外に釣り人は７名。割と早くに１匹目。この日は竿をラシュランに変えたのでゆっくり耐えているとロケット発射！１匹目のロケットは痛い！しかし２匹目も案外あっさり掛かる。今度は慎重に。しかしトリプルフォースからラシュランなので鮎の弾道が低すぎる！受け損なってしまいました。これで朝のリズムが掴めず１０時まで５匹の釣果。瀬は反応が薄かったので瀬肩で粘ってこれだけ。 　小休憩し気になっていた上のトロを見てみます。瀬の開きから４人の釣り人。対岸も瀬に３名。ボツボツ釣れていた様子。８時の発電放水が届きだした頃です。水深1.5ｍ程の深瀬におとりを入れると一発で来ました。替えて連発！次が掛からんなぁ、と暫くしてチェックすると針がありませんでした。こまめなチェックを怠ったらダメですね。お昼まで６匹。ここで楽しみなランチタイム。この頃から熊野川名物の強風が。しかしこの日はなぜか川上から吹いてきます。いつもと逆。食事の後はお昼寝タイム。風は収まる気配なし。 　２時から午後の部開始。朝やった瀬肩は増水後どうなるのか。鮎は見えていたので変化を調査してみましょう。この時には他にお二人。朝のメンバーは全て移動されました。釣れなかったのでしょう。対面の３名は掛ける所を見かけることなく移動されました。さて発電放水で少しの濁りと強風で水面はさざ波立ち、朝とは全く違ったポイントになっています。強風だとおもりは使いにくいので背針仕様。竿はラシュランです。細身なので風には強い。ほぼ砂に近いようなポイントから。おっ！掛かった！黄色い鮎です。岸から2ｍほどしか立ち込んでいませんが良く追います。風で抜くのに時間が掛かりますが入れ掛かり状態になりました。瀬まで探り、戻ってもう一歩前の筋。ここでも掛かる。おそらく瀬肩全体が良い状態だったのでは？と感じる追い方。増水、濁り、風波が警戒心をZEROにしてくれたのか。好物がカロリーのdeibuはビールのZEROは嫌いですが、警戒心ZERO鮎は大好きです！風は弱まりませんでしたが４時までの２時間で１８匹と楽しめました。 　１日同じポイントに居ると色々分かります。この日は、放水前の渇水時は放水後攻められない深く強い瀬が良かった様子。最初に入った周辺は、強い所が少なくどこもしっかり竿が入っているのでダメだったのか。増水後はトロに絡むような所の鮎が追い出して掛かった感じ。瀬でも掛かっていたので時合いだったのか。熊野川は鮎、本来の水、ダムの水、天気、風、釣り人等沢山の要素が釣果に影響してきます。だからこれを読んで掛けられると他ではない満足感が得られるように感じます。次回は週末から３連休を取ってありますが熊野川で３日もやる体力があるのか！シーズン残りわずか！出来る限り竿を出すぞ！

この日朝は放水まで瀬で反応悪く、こんな所を引いて 粘りました。 たまにカヤックが下ってきます。 邪魔だなぁ、と思わず優雅だなぁ、と思わせるのが熊野です。 午前中少し良かったトロ瀬。水深は1.5ｍほどでしょうか。 放水後は差せない場所。掛かると面白い！ 熊野の鮎は今が盛期。まだまだ若い。 発電放水前の状態。濁りが無く鮎も見えます。 しかし人影にも敏感で追いません。 左画像の発電放水(この日は約40ｔ)後の様子。 こんなに変わります。鮎の警戒心が薄れるのか入れ掛かり！ 本日の釣果 サイズは18〜20ｃｍが中心。大きいのは居ませんでした。