鮎釣りが見たいというUご夫妻を8月の初めに安曇川へお連れし、是非熊野川へも行ってみたいとリクエストがあったので今回実行しました。熊野川では前回よい目をしたので2匹目のドジョウ狙いです!休みが合ったハルさんも同行。さて、結果は・・・ 浪花さんでピチピチおとりを仕入れてまずは前回のポイント。鎌淵の瀬の下です。ここはその後も比較的釣果が安定しているということでオトリ確保に行ってみます。7時前にも関わらず先行者がお二人。右岸で準備中だったのでハルさんと左岸へ。前回より減水して放水前ならスイスイ渡れました。ハルさんは瀬の中盤、一番キツイ所から。deibuは瀬肩の緩い流れで様子を見ます。割と早く掛かりましたが白っぽいです。2匹目も同じ。斜めに釣り下りながら反応を見ます。前回良かったエリアは反応薄い。ハルさんが始めた辺りまで探って感じたのは瀬より瀬肩のシワシワで反応が良いようです。川面に日も差し始めてきたので瀬肩へ戻って重点的に攻めました。黄色い鮎も掛かり出しボツボツです。前回ほどの爆発的な掛かり方には程遠いです。 瀬肩の鏡で見釣りを少ししましたが、海産天然の特徴でしょうか。おとりを入れた時は物凄い勢いでアタックしてきます。が、湖産のようにしつこく追ってきません。アタックして反応が薄いともう追いません。弱ると更に顕著です。1発目の追いで掛かるか掛からないかはほぼ「運」です。これの確率を上げるには@仕掛けは常に正常な状態か、こまめにチェックする、Aおとりが代わって送り出しの時は手前からしっかり沈めて斜めに広く誘導する、Bおとりを積極的に動かす、が良いようです。それとも反応が出た場所で待つのも一つです。その時もその場所で動くように刺激は与え続けないといけませんが。 この日は水が増えても特にドラマは起きず、ここでは17匹。身切れ2匹、受け損ない1匹、舟入れ失敗1匹。10時半頃には飽きてきたので移動することにしました。ハルさんに「何処へ行こう?」と投げかけますが「言わん!」と言います。どうも今シーズンは鼻が効かないので人の鼻をアテにしているようです。しかしdeibuの鼻は食べ物の匂いには敏感ですが鮎となると・・・ とりあえず三和大橋から見てみます。天気良し、水良しで最高の状態に見えます。気になっていた北山川との合流点左岸下へ行ってみよう!しかし先行者あり。途中「音川の瀬」は人が少ない感じ。上のトロもやってみたかったので行ってみました。先に昼食を取ってさあやろう!となった頃から熊野川名物の風が出てきました。これも夏の終わりを告げるものなのか、前回までは大したことなかったんですが、とうとう吹き出しました。例年なら熊野へ来るのは9月になってからが多いので風は当たり前と思ってました。風は海からです。竿が川上へ向かって曲がります。鮎が掛かると竿がSの字!根掛かりさせないのに必死です。当たりも分かり辛いし、抜きも難しい。そーっと抜いてもミサイルみたいに飛んできます。ここでは4匹掛けの1匹埋め込み。瀬を果敢に攻めていたハルさんもパッとしません。 どうせダメなら〆は三和大橋で。風も3時過ぎには弱るはず。ハルさんは橋直下のピーヤへ。deibuは上流トロ瀬から。このトロ瀬、昨年より深くなっています。風が中々納まらず大変でしたがトロで4匹。ハルさん激流を走って下っています。超大物か!残念、タモ流出で追っかけてました。当然追い付ける流れではなく大切なタモにサヨナラ〜。こてつさんが居れば華麗なクロールで追いつけたかも!これにて本日は終了。2人とも最初のポイントを終えた時点では30匹は固いな・・・ウマく行けば40か!などど皮算用してましたが結局いつもの20匹台で落ち着きました。朝の場所で粘っていたらどうだったのか?分からないから難しい。まだまだ熊野川はこれから本番です! Uご夫妻も熊野のマイナスイオンをたっぷり浴びて随分リフレッシュして帰られました。釣り人はリフレッシュし過ぎでしょうか?いえいえこれくらいやらないとストレスにやられてしまう?と言ったら怒られるかな・・・ |
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熊野川 9月9日 |