郡上解禁。中部地方の鮎釣師にとっては何か特別な響きがあります。ここ数年は吉田川で解禁を楽しんだので今回は本流でやってみることになりました。川見をしてもらっていた斉藤さん、榎本さんと名皿部橋上流で夜明けを待ちました。4時には川へ立って釣り座をキープ。 入った場所は橋上流の右岸側。橋から3人目の位置です。4時半に開始。さっそくあちこちで竿が曲がります。掛かる鮎は大きそうです。自分に掛かったのは30分後。ようやくおとりが代わってポツポツ掛かりました。居着きは素晴らしい魚体で掴みにくいほどヌメヌメです。廻りでは瀬を中心に流れの筋では良く掛かっていました。しかし一通り居着きを釣り終えた8時頃には皆ペースダウンです。鮎が溜まっている場所に入った人だけがボツボツと掛けています。しかし釣り人は多く、移動もままなりません。10時に休憩。ここまで23匹。 見える範囲での竿頭は夫婦で竿を出されていた奥さん。かなり上手におとりを扱っていてコンスタントに掛けています。旦那さんも隣で同じペース。最初に見た時は、失礼ながらあの方たちが帰った後そこを探れば結構残っているのでは?と企んでいたのにとんでもない。3時頃上がられましたが、奥さん35匹、旦那さん40匹以上、「もう腕が痛いで帰るワ!」と余裕でした。 休憩後はトロ場を探るも事故掛かりのみ。ご夫婦が帰った後のポイントは鮎が溜まっていてそこで少し楽しんで午後は13匹で終了。郡上解禁は計36匹でした。廻りではこれで良い方です。全般にモーニングサービスが終わると小型の群れ鮎対応となっていました。水温は付知や和良、板取と比べて随分温かく感じました。水位が低めで余計に鮎が固まっていたようです。ご夫婦が釣っていた場所も夕方廻りの釣り人が少なくなると野鮎が広範囲に動き過ぎて掛かりにくかったです。午前中のように釣り人が沢山いると鮎が追いやられるスペースがあるんですね。そこだけ鮎の密度がグーンと上がるので掛かっていたようです。良い参考になりました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
長良川郡上 6月6日 解禁 |
ポイント(Googlemapにリンク) | 釣 果 | 竿 | 天井糸 | 上付け糸 | 水中糸 | 下付け糸 |
名皿部橋上流 | 36匹 | シマノ スクデット9.0NS-R | フロロ0.6−3.5m | フロロ0.5−0.5m | 北越乱0.04-5m | フロロ0.3-20cm |
鼻管ハリス | 手 尻 | 針 | 針ハリス | 逆さ針 | 鼻 管 | その他 |
フロロ0.8-21cm | 20cm | イニシア6.75-4本 一角6.5-4本 |
ナイロン1.0 | オーナー白一体2号 | オーナーチタン6mm |