板取川&長良川中央区 6月14日 シマノJC予選

予選の仕掛け
竿:シマノ スクデットtipeR9.0NS ソリッド穂先0.75mm 空中糸:フロロ0.6-5.5m 上付糸:フロロ0.3-50cm水中糸:メタル0.03 Mステージ 2.8m 下付糸:フロロ0.25-20cm 手尻無し 鼻カンハリス:0.8号-21cm 鼻管:オーナーチタンチューブ6.0mm 両編込み(PE0.6)移動式 
サカサ:オーナー白一体2号 ハリ:一角6.5 4本 ハリハリス:オーナーザイト レギュラー1.0
決勝の仕掛け
竿:シマノ スクデットtipeR9.0NS ソリッド穂先0.75mm 空中糸:フロロ0.6-5.5m 上付糸:フロロ0.3-50cm水中糸:複合メタル0.03 ゴーセン感激プレミアム 2.8m 下付糸:フロロ0.25-20cm 手尻無し 鼻カンハリス:0.8号-21cm 鼻管:オーナーチタンチューブ6.0mm 両編込み(PE0.6)移動式 サカサ:オーナー白一体2号 ハリ:一角7.0 4本 ハリハリス:オーナーザイト レギュラー1.0


 さて大会独特の真夜中の喧噪で目が覚めます。少し霧が出て良い天気になりそうです。大会のプランは、まず2桁台のくじを引く。エリアは下流へ行く。ポイントは新橋下流本筋のザラ瀬に入る。(昨日おじさんがやっていたところ)


朝は活性が低いので丁寧に泳がせ、引っかかるのを待つ。後半は温存しておいたおとりで勝負に出る。仕掛けはスクデットにソリッド、メタルの0.03

 

 さて本番はくじ21番!(斉藤さんエントリー273人中273番!残念!)おとりをもらって狙いの場所へ。余裕で確保。

意外に不人気ポイントです。開始まで手を冷やして待ちます。ホイッスルでいよいよ開始。

 

 予選は600から900(本部帰着)の3時間あります。ボーダーは昨年並みのおとり込み7匹と考え、なんとか6匹釣りたいと考えました。最初はやはり反応ありません。おとりが動きません。刺激だけ与え続け我慢。15分ほどでおとりが動き出しました。横に動いた瞬間に掛かった!ギューンと上へ上がって外れました。しまった。居るのは間違いないのでこの時点で移動はせず、ここ1か所で勝負と決めます。しかし1時間以上掛かりません。廻りも掛かっていないようです。

 

 日差しで背中が暖かくなってきた7時頃からおとりが良く動くようになってきました。なんとか掛からないかと我慢しますが掛かりません。時間は半分が過ぎて勝負の時間です。2匹目のおとり登場。一番反応があったところを横切らせると1発で掛かりました。黄色くなりかけ。良し。次もすぐにきましたがまた水中バレ。このバレに悩みました。

 

 8時を廻ると反応も良くなりましたがバレが多く伸びません。リミットの840時点で4匹掛けたのみ。倍以上バレています。一応検量を済ませて観戦モードになります。I井さんは余裕の11匹!さすがです。

 人数が多いので集計も時間がかかります。するとアナウンスで「7匹以上確定、6匹はゼッケン番号の若い人から通過になる」 昨年と同じです。くじは若いので6匹釣果の中では1番で通過。もう一度戦えます。ここでもラッキー!

 

 バレの話を斉藤さんに聞くと、ソリッド慣れしていない、と指摘。なるほど。あたりが出たらワンテンポ遅らせてしっかり針掛かりさせよう。ポイントは予選時のポイントなら徐々に活性が上がり、まだまだ掛かる確信があったのでそこへ行こうと考えていました。昨日は水温が下がってから安定しておらず午後も活性が上がりませんでしたが、今日は朝から

好天で水温も上がり、鮎の活性も最初の下見時のように上がってきていました。

 

 決勝は込み10匹ならセミファイナルへ進出できるのではないか?と予測。しかし決勝エリアは新橋上から睦橋まで!これでまっ白になりました。おとりをもらって一度は下流へ行きかけましたが、上流側の瀬にI井さんが見えました。

I井さんがどんなポイントを選んだのか見たかったのと瀬肩も人が居なかったので上に行ってみよう、となりました。

 

 瀬肩に入ろうかと思いましたが石色イマイチ。I井さんはさすがに良い所に居ます。I井さん余裕の笑顔。開始まで時間はあるので川を見ながら上に。少し上に忍風庵の忍さんが居ます。ここも瀬落ちのいいところ。絞り込みの瀬の上には棚が2段あってそこにも3名。ここから上は右岸からのみ竿出し可能でいいところです。

 うらやましいなぁと見ながら上に。するとそこはひざ下程度の流れで石とやや砂があり波立ちがあるザラ瀬です。それになによりも石色が「ここでやれ!」と言っています。解禁時に感じたゴールデンタイムの状態に見えました。自分を信じてここでやってみよう。

 開始のホイッスルを待っている間に対面の護岸には少し下流にいるチームメイトの冷やかし?応援?のために最強トーナメントクラブ巴川遊鮎遊の方々が!全国区の名人も沢山みえます。 O名人は斉藤さんつながりで、川でお会いしたこともあり頑張れよと声をかけてくれました。


 さて
1010、決勝スタート!瀬落ちの方が早速掛けています。やはり活性が上がっている。それを見て積極的に攻めることにします。自分が立っている右岸寄りから中央まで良い色で、左岸のいかにも的なところは色が悪い。下竿で右岸寄りの大きめの石頭に吊り下げると掛かりました。いい鮎です。まだ確信はありません。

 

 替えて石の並んだ筋に持って行くときっちりとした当たりで2匹目!これは入れ掛かりになる!斉藤さんのアドバイス通りの竿操作とワンサイズ上げた針でバレ無し。ここも対岸には釣り人が入ってこないので手前からきっちり探って行けます。ザラ瀬から瀬になるところでは反応がなく、ザラ瀬だけで勝負した方が良さそうです。

 7匹まで順調に掛かりましたが途中、気配はあるのに当たりが止まり、おとりをとっかえひっかえやりますが掛けられず。あせりました。新品養殖を出動させるとようやく掛かりました。そこからまたポツポツ掛かります。

 

 午前に感じたのと同じで縄張りは狭く、反応があるところで少し待つ方が良かったようです。予選ではラインはMステージ0.03を使いましたが動きが少し硬い感じだったので決勝では複合の0.03に変えました。この方が横に良く動くので反応が良かったように感じました。その後も順調に掛かり、1210終了。

 

 セミファイナル進出は固いだろうと斉藤さんも拍手で迎えてくれました。検量に行くと丁度I井さんが検量を済ませたところ。11匹で「よっしゃ!」のガッツポーズ。しかし良く掛けます。deibuはなんと16匹!あの活性だと皆も釣ってくるんだろうな、と思い結果を待ちます。検量が進むにつれ「優勝?」と言う声がチラホラ。まさかと思いましたが、な、な、なんとトップです。にわかに信じられませんでしたが、皆がおめでとう!と言って握手してくれるので実感が湧いてきました。

 表彰式ではI井さんと仲良く表彰台に立つことができてほんと幸せ。普段からお世話になりっぱなしでいつも釣りにつきあってくれる競技委員長の榎本さんにも良い恩返しができました。


 決勝では思う所で追いがありほんと気持ち良い釣りができました。そして何よりも巴川遊鮎遊の方々、メンバーでないdeibuが掛けても拍手して盛り上げてくれます。なんと気持の良いことか。さすがの名門クラブですね。この場を借りてお礼申し上げます。特にO名人には決勝終了直後にタイツの「チャックが空いてるよ」と温かいお言葉までいただき感激?です。さすが名人、目の付けどころが違います。


 応援してくれた斉藤さん、掛川のOさん、Yさん、K人くん、おめでとうコールやメールを頂いた方々ありがとうございました。次は初めてのマスターズ参加です。予選通過を目標に頑張ります。

 大会後は斉藤さんと長良川本流へ。御手洗の瀬で2時間ほどやりました。綺麗ないい鮎が掛かりました。釣果は9匹。斉藤さん13匹。腰ほどの深瀬でしたがこういうポイントに斉藤さんはめっぽう強いです。deibuはおとりが底に入っているのか掴みづらく苦手なポイントです。長良川は今年も絶好調のようでまた楽しめそうです。

 
予選の立ち位置から上流を望む 橋は新橋 同左下流側を望む 魅力的な瀬があります。
こんなところで粘りました。鮎が居ればトロ場より掛けやすいと思います。 反応が多かったところ。縄張りは狭い。
下見では反応が良かった瀬。でも小さかった。最初のポイントがダメなら入ろうと考えていましたがここは人気があって空きませんでした。 決勝の立ち位置から下流側を望む 上流側ははるか遠くにしか
選手がいませんでした。
対岸に釣り人が入れない所は良いですね。自分のペースで攻められます。白泡の後ろや草むら際は良さそうに見えますが鮎居ませんでした。 鮎の活性が上がると、あっという間に川の色が良くなります。
おぉ!夢ではありません。deibuなどが勝っていいのでしょうか。 セミファイナル進出を目標にしていましたがこんな結果に!
「ただの通過点ですよ」とイチローのように言えるといいですが、そんな余裕は一切なし!テンパッています。 長良川本流 御手洗の瀬。中央漁協区を代表する瀬です。面白い!
御手洗の瀬 御手洗の瀬
掛かった良い鮎。水量があるので引きも楽しめます。