楽しみにしていた中スポ全日本鮎釣り選手権大会に参加してきました。まずは下見から。 　仕事を終えて夜、馬瀬川へ。道の駅パスカル清見に午前0時到着。窓を開けて寝ると寒いくらいでした。さて川は大増水後の白川から変化の真っ最中。それを捉えられるかが今回の重要な要素でしょう。それを探るべく下見を行います。 　1日目の15日はＡエリアとなる法水観音付近とＢエリアとなる診療所前付近、2日目の16日は変化を探るべくもう一度Ａエリア、そして残りのＣエリアを探りました。 　1日目は水がまだ高かったのですが、瀬の中でもピンポイントで泳がせて釣ってみようと思い、ＦＷ標準穂先にフロロの0.15号でやってみました。瀬ではおとりの泳ぎを十分引出さないとすぐに浮いてしまうので必然的に丁寧な釣りができました。ただまだまだ慣れないので、なんとな〜く泳いでいるイメージが掴める程度です。それでも釣れるのですが、やはり我慢できずに待てない。場荒れや渇水などの条件ではかなり優位かもしれません。鮎の寝床も一応めぼしを付けられ、28匹で終了。夜に心強い斉藤師匠が来てくれて翌日は一緒に下見です。 　2日目は、まず前日との変化をチェックするためにＡエリアへ。目で見ても分かる程度に垢が付いてきました。瀬を一通り流して付き鮎が釣れる事を確認。最後に例年鮎が溜まるポイントですが、流れが変わっている棚をチェック。すると意外に反応が多い。これは明日になれば絶対掛かりそうだ。早朝はどうか分からんけど、日が差せば数も出るかも。そしてエリア最上流から流した師匠は25匹も釣ってきました。寝床発見、その場所も聞き、頭に入れておきます。最後にＣブロックの下流域をチェックして下見は終了。 　下見の結果から見えてきたものは何でしょう。垢の条件は日に日に良くなってる。掛かる鮎は3種類、白い小型鮎、小型鮎でも少し色づいた鮎、サイズもいい完全な付き鮎です。鮎はどこにでも居て、状況を掴めばポイントは無数に見えてきますが、リズムを崩すと目の前のポイントを見失ってしまうので、冷静に素早く細かく多様なポイントにおとりを入れていくことが肝心だと感じました。針は追いが悪いのか野鮎にまだ体力がないのかよくバレたので悩みましたが、7号より6.5号、ストレートよりしわりの方が良いように感じたので刻の6.5号をメインにします。 　さて大会本番は下見時よりさらに刻々と状況変化しそうです。掛かりだせば相当な爆発力を秘めた状況なので、最後まで諦めずやってみましょう。

馬瀬川到着。Ａエリア最上流部付近を見てみる。川真っ白け！釣れるのか？ 同左Ａエリア。 同上Ａエリアの瀬を望む 朝は寝床を探してみた。豪雨災害で護岸がえぐられ道路が崩れていました。近辺に寝床発見！ 馬瀬川鮎の寝床参考ポイントです。出勤時間は朝7：00頃のようでした。７時を廻ると掛かりにくくなる感じです。 出勤した鮎が仕事をする瀬です。白く見えましたが、薄っすら垢付き出していたようで、瀬で掛かります。 日中はこんな瀬で掛かります。しかし居付きなので、少しずつポイントをずらしていかないと掛かりません。そして居付きがそれほど多いわけでもないので難しかった。 Ａエリアおとり配布場所付近から上流を望む。例年なら左岸側の筋も良いポイントですが、今回はイマイチに感じた。 Ｂエリアに移動してお昼休憩。木陰で清流を眺めてビール！最高です。なんでつらい大会に出るのか？と考えてしまう。 Ｂエリア下流の瀬の始まり付近です。好きな感じです。 Ｂエリア上流部の瀬です。ここは大きく流れが変わっている気がしました。良い流れに見えましたが、今まで釣ったことがないポイントだったので、掛かるポイントの傾向が見えてこなかった。 同左の瀬です。めっちゃ好きな流れですが、ポツポツの掛かりでした。入りやすいポイントなので釣り人も多いです。 夕方は瀬肩ザラ瀬で入れ掛かりを期待して。２尾のみ！ ２日目は斉藤師匠と。昨日釣ったＡエリア、同じ流れを探って変化をチェックした後、Ｃエリアを探ってみた良いのが掛かります。 Ｃエリア下流部にある流れ。砂利と良石が点在する馬瀬川の１級ポイントです。 Ｃエリア中間部を望む。しかしええ景色ですなぁ。景色を見てまた一瞬大会のことを忘れる！

Ｃエリアのゴンゴン瀬。ここは大きく流れが変わっていました。こういう流れにも鮎がいますが、掛けられなかった。		ゴンゴン瀬では良型が掛かる。思ったほど痩せていません。

うっひょ〜！ってなるいい流れですね。垢も着きだしてきましたね。