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 初めての大内山川名人杯に参戦してきました。都合3日間も下見に費やしましたが、結果は如何に。
 まず前日の下見ですが、雨模様でしたが気になるポイントのチェックに行きました。まずは「小広瀬」の群れ鮎チェック。水が高くなっても居ますね〜。小砂利に多くの鮎が居ますが、なかなか掛からないタイプの群れ鮎です。それでも数匹取って上流の「ひこ瀬」エリアへ。
 19日に来たときに石色がいいのに少ししか掛けられなかったザラ瀬を再チェック。雨で少し水位が高く良い感じ。おとりを入れると野鮎の気配ムンムンで入れ掛かりになる。ちょうど予選時間帯に19匹掛かりました。7割は天然遡上らしき小ぶりの鮎。これが良く泳ぐので、でかい放流鮎も掛かってきます。遅れてやってきたハルさんも対面でポツポツ掛ける。ここはかなり鮎がいるな〜と徒歩でのルートも確認しておく。
 その後は川相が変わっている大会本部上流をチェック。ここも天然遡上の小ぶり鮎がザラ瀬で掛かり、水深がある瀬では冷水完治のでかい鮎が掛かる。この時点で予選をポイント限定で絞り込んでしまいました。雨も降り続くので3時に終了。冷えた体を阿曽温泉と一冨士の中華そばで温め、道の駅で小宴?明日に備えます。
 夜中、雨音に起こされるときもありましたが、大会当日は良い天気になる予報です。雨に強い大内山川、濁りはありません。引き水、好天で絶好の鮎釣り日和です。
 さて大内山川名人杯、今回で5回目。メーカー大会でも定員割れすることが多くなっている昨今でも、大内山川漁協は諦めません!漁協も淘汰される時代、釣り人に選ばれる漁協を目指して頑張ると、渡辺組合長が力強く語っていましたが、確かに大内山川漁協では天然遡上鮎確保に向けた働きかけや調査、駐車場の整備など年々楽しみやすい河川になってきていると感じます。そして今年の6月1日には伊勢神宮へ大内山川のぼり鮎奉納まで!そして漁協を引っ張る渡辺組合長自身もトーナメンターです。今シーズンもDマスターズブロックを決め、前日のG杯予選でも全国の切符を手に入れている名手でもあるので、釣り人目線での改革が進んでいます。そんな漁協の大会です。定員150名のところ申込が202名、そして組合長の熱心な呼びかけに、多くの名手もやってきます。シマノの島さん、小沢聡さん、小澤剛さん、ダイワの森岡さん、加藤さん、タックルインの椿さん、バリバスの鷲見さん、他にも上田さんなど全国大会の頂点を極めた名手が参戦、それに鮎釣り大会最高峰と噂の商品、景品の数々。盛り上がらないはずがありません。
 さて予選です。7時半頃におとり配布。今回は190名弱だったようで、3列配布です。配布と同時に競技開始。11時まで競技時間、11時半までに帰着のルールです。私は65番までの列で62番、ほぼどんけつでしたが、おとりをもらって走り、昨日チェックしたポイントへ一目散。一番乗りで狙い通りのポジション確保。決勝入川順も予選釣果ではなくまたくじ引きなので、予選は通過できればいい。過去4回の大会では予選ボーダーが込み6匹まで。今回は時間が少し長いので1匹プラスの込み7匹ボーダー予想、余裕を見て込み8匹をノルマ設定。昨日より水位は下がって、少し石色も曇っているような気がしますが、ここなら「予選通過は間違いないだろう」と余裕でスタート。何度も反省しているボーダー分釣れれば良い、と考えてのポイント選択でした。それでも狙いのところにおとりが入ると速攻当たり。でもバレた。まだまだ余裕気分で探っていくが、何か昨日と違う。おとりが動くので鮎は居るようですが追いがない。時間かな?開始1時間で2匹。時速2匹なら3時間で6匹。追いがなくてもそれぐらいなら掛かるだろう。事故掛りを期待するようではダメですね。残り1時間半でナイロン仕掛けにするとすぐに良型が掛かる。それが瀬の中を泳ぎまわってくれる。絶対に掛かるイメージだが掛からない。この時点で大きく動くべきでした。その判断が出来ず粘ってしまった。広いザラ瀬をほぼ貸切で探ったがその後1匹掛かったがバレ。1匹の追加も出来ず終了。情けない込み5匹で予選落ちです。予選ボーダーは込み7匹。最高釣果が19匹でした。
 反省点は多すぎですね。ポイント選択は間違っていなかったと思う。ただ予選ポイントは下見で違う日に2回入って良かったときとダメだったときがあった。ダメだったら大きく移動するのが正解だった。予選通過分なら釣れるだろう、は何度も経験している失敗パターン。全力で挑んだ先に結果がある。
 さて決勝は上流堰堤からの流れ出しザラ瀬を緻密に釣った島さんが16匹で優勝。例年上位者が出る混雑ポイントに入った小澤剛さんが、多くの選手が居並ぶ中の狭い範囲から次元の違う釣りで12匹で準優勝。橋上流深瀬の王道を狙った鷲見さんが良型まっ黄色3連発スタートを決めて10匹で3位でした。島さんはケラレが出たので針をストレート系細軸に変えて釣った、鷲見さんは複合ではないメタルラインの0.03号で深瀬攻略でした。4位5位には岡田充正さん、大内山の鵜と言われる森川さんの地元勢が入りました。情けない結果に終わりましたが、次こそは反省を活かして納得がいく試合にしたい!
 商品、景品の商品ですが、冷凍ストッカーが10台?テレビが4台、ダイソン掃除機、空気清浄機、ケルヒャー洗浄機、引き舟14台?おとり缶8台?それにビールや小物詰め合わせ、大内山アイスやプリンなど。選手には大内山牛乳、お茶やスポーツ飲料も用意、それに錦漁協近くにある「まさや」(度会郡大紀町錦114) というお店のクレープも選手や応援の方にまで全員配布!これがまたうまかった!疲れた後の冷たい甘いものはおっさんでも最高ですね。あとはこの大会に中スポ杯が付けばさらに盛り上がるでしょうね!また次回も参戦したいです!
 
前日下見ではいい鮎が入れ掛かり。テンションが上がる! 前日の下見時に入れ掛かりだった「ひこ瀬」の最下流にあるザラ瀬です。全部は探らなかったので明日でも十分イケルな、と考えましたが・・・
前日下見時の柏野大橋上流堰堤下のザラ瀬です。右岸側チャラが良い感じでした。大会優勝ポイントになりました。 同左上流向き。前年と流れが大きく変わっていたようです。
軽トラでぞくぞくと運び込まれた景品の数々!参加者全員になにかが当たります。 決勝で深瀬を細メタルで王道攻めの鷲見さん。良型まっ黄色三連発スタートを決める!
抽選はアンケート用紙をランダムに引いて行われますが、私はなんと最後でした!昨年は板取上流大会で最後でテレビでしたが、今回は大内山牛乳のプリン!しかし中にあるぽち袋にはサプライズ抽選が!テレビと冷凍ストッカーが5分の1で当たるチャンスがありましたが、世の中(大会も)そんなに甘くはありません。

   6月 23、24日 第5回大内山川名人杯参戦 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大会予選予定エリア 30匹
03匹
シマノ競FW H2.6 9.0 フロロ0.8-4m 無し メタコンポ0.04号-5m
ナイロン0.2号-5m
ナイロン0.4-15p
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-23cm 10cm 刻7.0号-4本 フロロ1.0 タックルインJ2号 オーナーチタンチューブ6.0mm なし