寝床の道の駅に食事から戻るとダイワの加藤名人と遭遇。明日のJCに出場ということで色々作戦会議をしました。名人が言っていた面白いはなしを一つ紹介。朝早い時間は鮎が固まっていて、そこで数狙えるが、少し時間が経つとその鮎たちが動き出してしまって散らばってしまう、ということでした。なるほど。寝床で起きて出勤前の鮎たちを狙う。出勤時間になって通勤途中の鮎は掛からない。縄張りに出勤して仕事をしだすと釣れるようになるのか！なんかとてもイメージしやすいですね。通勤途中は掛からない！覚えておきましょう。 　さて前日のボーダーが上流５匹、下流３匹と超厳しかったらしいので、この大会も同じ程度だろうと選手は皆話していました。しかし前日の増水から引き水で濁りも無くなって川の状況としては前日より確実に良くなっていたのです。 　予選は上流Aエリアを引き当て、順番も悪くなかったので狙っていたザラ瀬にポジションを取れました。石色いい感じ。鮎は居るな。簡単には掛からんだろうと考えてスタートです。昨日見た小澤名人のように竿角度は鋭角で、流れと平行になるようキープします。加藤名人の話で今は出勤時間中、仕事にやってくる鮎を待ちます。出勤タイムカードは７時半でした。ギュン！17�pおとり頃、黄色い鮎が出社一番乗り。さすがは1番乗り、仕事をします。おとりが変われば普通に掛かる。が、よくバレる。昨年のこの大会でもらった「龍の爪」6.5号を使いましたがケラレ、バレがあったので頼みの刻に。しかしバレる。また龍の爪に戻して釣りましたが、結局は完全に掛かってから落ちたのが4匹も。底バレも2回。一角を出すべきだったかも。 　さて早出出勤の鮎を釣りきると当たりが止まった。仕事師が集まる強い流芯を探る。ギュイン！一発だ。サイズもイイ！3匹掛かって2匹バレ。しかも1回ドンブリ。この日は流れ藻が糸に絡むので何度か取っていたのですが、その時に弱めていたのかも。トラブルが多いとまず負けですが、残った鮎が込み9匹、ボーダーはやはり上がっていて8匹でした。 さて決勝も同じ瀬をポイントをずらしてやってみよう。本当は下がって釣りたかったのですが先行者ありでポイント入れず、予選ポイントの1人分上に立ちました。やや石が小さくなったザラ瀬です。石色は良く見えます。予選の感じだとすでに仕事まっさかりの時間帯、積極的に攻めてもいいかと思っていたので、狙いの筋にどんどん入れていきますが掛からん！天然の小さめの鮎に変われば掛かりそうな気配ムンムンですが。おとりを替えられない。結局予選ポイントに入れて待つと掛かった。しかし大き目のブヨンとした鮎で泳がない。欲しいのはシュッとしたチビ鮎。しかし予選時はあれほど活性があったのになぜか静かでした。そうか。昼休みだったんだな。変ないいわけですがそういうことで釣果1匹。ダイワシマノこれにて今期終了です。 　反省点 予選は針選択以外は良かった。決勝は、ポイント選択ミス。まずは予選時良かったポイントでスタートし、様子を伺うべきだった。それこそ調子が良い河川であればポイントをずらしてザラ瀬で入れ掛かりを狙う、という選択肢があったかもしれないが、全般に調子が悪かった板取川であれば、折角見つけた溜まり場を見捨てたことは間違いでした。 　終了後は中央調査です。気になっていた戸田裏へ。榎本師匠によるとチビ鮎が多く居て石は綺麗だが、時速2匹程度しか掛からん、とのこと。ならば引き水の今日なら良くなっていないかな？途中の人気エリアもガラガラ。戸田裏は上の瀬にお1人だけ。下の瀬へ。2時スタート。確かに石色はイイ。気配はあります。ズキューン！板取や郡上の鮎とは違う当たり！強い引き！17�pくらいのいい鮎です。しかし昨年解禁翌日のような入れ掛かりはありません。4時までやって4匹。(底バレ3回ありました)きっちり時速2匹でした。師匠の言うことは間違いない。 　結果、まだまだ中央は早い気がしますが、ヘチには遡上鮎でしょうか縦につながって上っていく10�pに満たない鮎が多く見えました。梅雨明けが楽しみな感じがします。

決勝立ち位置。予選は１人分下を釣ったので、ずらして挑んだが、少し石が小さめのザラ瀬は反応がなかった。 長良川中央　戸田裏を調査。石色は綺麗で、１０�p程度の鮎は沢山見えた。梅雨明け以降が楽しみな感じです。 17�p程度でしょうか。ほぼ同じサイズが４匹だけ釣れた。当たりは強烈、良く引いてくれます。