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 今シーズン初めての馬瀬川へINです。釣り人に話を聞くと、皆さん一様に「釣れる」と言います。苦しい大会ですが、釣れれば楽しいでしょう。18日に行われる中スポ杯の1枚しかない切符を目指して挑戦です。
 参加者は約100名?入川順抽選は今シーズン始めて最後尾をクリアし、37番目。おとり配布場所は豊年橋上流左岸です。橋を渡って下流を目指そうと考えていましたが、橋下流の瀬もよさそうです。右岸からそこを目指して降りていきましたが、左岸からアプローチした選手に先を越されてアウト。ならば橋すぐ上流へ。ここも先を越されてアウト。仕方なく上へ。瀬の中間部分が、前に階段があるので渡り場になったのか空いています。ここにしよう。
 石色は明るくいい感じです。時間も9時です。掛かり出す時間。上下の選手は快調に掛けている。自分は1時間ビリ2匹だけ。焦らなかったと言えばうそになるが、おとりが変われば絶対に掛かる場所だと踏んで粘る。おもりを付けて流れの中で待つとようやくいいサイズが掛かった。開始1時間を経過していたがそこからはペースが掴めた。しかも20mほどの区間を攻めることが出来たので、おとりが変われば際どい流芯攻め、入らなくなればヘチや緩い流れで小型狙い、とメリハリをつけて釣っていった。検量結果は24匹で4位でした。開始時上下の方が2位、3位です。
 さて、決勝のプランは?瀬に付いている鮎は追いも強く素直に掛かりますが、同じポイントでは掛かりません。残っているそれを狙っても数は出ません。狙うのはその予備軍です。それが居るところは、瀬に絡む砂利場に石が点在するような場所や、浅いザラ瀬です。そう考えると決勝エリアでは神手橋上流の瀬、しかもトロ尻からの瀬の始まりが良いと判断しました。4番スタートで追い越し禁止ですが追い越されます。ポイントが被ったら、どいて!と言えるのか。なかなか言えませんね。
 目指すポイントが見えてくる。あ!予想外の一般釣り人。仕方なくその方の下流のポイントに入りました。おとりを変えるポイントを慎重に選んで開始。狙ったザラ瀬で思い通りに掛かった!黄色いええ鮎や!ポロリ。最初の1匹なので慎重になりすぎた。狙いは間違っていないと考えて攻めなおすが、ザラ瀬で出ない。向こう側のやや袋になったところを狙う。チビが掛かり出す。流芯も探るがチビおとりでは一瞬しか探れずペースを掴みきれない。ザラ瀬狙いの方が良いようだ。掛かったチビ鮎を大切に使うと入れ掛かりになる。しかし永遠には続かない。
 前半1時間はいいペースで掛かったが、ポイントのキャパが終わった感じ。次の攻め手が優勝への分かれ道、勝負どころだ!と分かっているが、攻め手が定まらない。左岸へ渡りもう少し荒い下の瀬を見に行くが、石色が良くない。ウロウロして攻め方を見失う。残り30分、ここで上流にいた一般の方が上がっていった。チャンス到来か?しかし雑になった釣りかたでは入れ掛かりを掴めない。残り5分では引き舟からおとりを出すときに逃がしてしまう。これでは勝ちは掴めません。優勝は少し上のトロを超繊細仕掛けで釣っていた「極め泳がせ道」のダイワ山本名人の一派、H野さんでした。自分には無いあせりを一切感じさせないゆったりとした釣り姿が印象的でした。
 結果は込み17匹、3位同数、重量負けで4位でした。
 2週連続で計4試合に参戦し、疲れましたが、有意義な参戦になったと思います。6月の2試合と合わせて計6戦ですが予選は全て通過できています。それもJC板取以外はそこそこ上位で通過です。昨年までより確実に良くなっています。要因は何でしょう。自分で考えるに、2つあります。
 一つ目は竿です。FWという全体調子の竿にソリッド穂先の組み合わせが自分の釣りに合っているのではないか。ソリッドを3年ほど使い込んで、昨年チューブラーを1年使ったことで、どちらの長所短所も理解できた気がする。先調子にソリッドではなく、全体調子にソリッドがいいのではないか。そこでFWにソリッドにしてみたところ、長良川が釣れることもありますが今シーズンは調子がいい。竿角度が流れに対して開いた鈍角で操作したときのテンションの掛け具合感覚が分かりやすくなった。その分おとりの位置をイメージと合っているか頻繁に確認するようになっていますが。馬瀬川下流や白川のでかい鮎だと狙いの筋を通し難い感じは少しありましたが、全般的には操作のイメージと実際のおとり鮎の動きが合っている時間が長くなった=おとり鮎のいい状態が長くなった(少しですけど)のだと思います。
 二つ目は6月28日に郡上五町の瀬で掴んだ気がする斉藤師匠がよく言う「ふわふわ」させる感覚です。引くでもなし泳がせるでもなし。循環が途切れたときにこの感覚を意識して釣ることで循環を取り戻すことが以前よりは出来るようになった。これも竿のおかげと言えばそうなのですが、五町の瀬釣行以降、緩い流れの苦手意識が少しなくなったのは事実です。
現行競FWは胴がしなやかで、穂先の次、その次がしっかりしています。なのでソリッドも合うのかも。
などど能書きを並べても次回結果が出るかは分かりません。通販でよくある「※個人の感想です」と同じレベルとご理解ください。
 17日の馬瀬川大会では、予選も決勝もうまく釣れば30匹も可能だった感じがします。何かが足りない。この足りない何かを見つけて修正できれば、あと一段レベルアップできそうな気がします。まだまだ引きすぎの時間が長い。さらに丁寧に操作することを考えて次の郡上杯に挑みたいと思います。
 
予選スタート時立ち位置 同左上流向き
決勝スタート時立ち位置 同左上流向き
ここで開始!

   7月 17日 ぎふ清流馬瀬川アユ釣り大会参戦 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大会エリア 37匹 シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.8-4m 無し メタコンポ0.04-5m ナイロン0.4-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-22cm 0cm 刻6.5、7.0号-4本 フロロ1.0、1.2 2号 オーナーチタン6.0mm おもり0.8号