※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 FW+ソリッドでの釣り方が合っているのか。それとポイントを見る目があるか、を課題に大会参戦です。初めての板取川道場杯です。大会エリアはかなり昔に迎島バンガローで叔父たちと釣った記憶があるだけ。ほぼ初めてですが、少し下がれば良く行く中央区エリアです。なので想像がつく範囲で不安はなし。入川口が判然としないことだけが心配ですが、googlemapで川の構成を頭に入れておけばなんとかなります。
 参加者は100名ほど。おとりを全員に配ってからよーいどん!でスタートです。上流をめざします。徐々に人が減ってきたので川へ降ります。瀬の終わりに出ました。すると瀬上のほうから続々と選手が。あっという間に目指す瀬は満員。瀬尻の落ち込み辺りを探ろうかと悩みますが、今回の課題、「川を良く見る」を実践するために安易に決めず見て回ることにします。瀬の頭付近には選手が降りてきた入川口がありました。その前は渡り場なので空いています。少し上のチャラ瀬際は石色が明るくいい感じ。小場所ですがおとり替えには最適かと判断。
 すでに開始から20分近く経過していましたが、いいポイントが見つかった。おとりを入れるとよく動く。これは居ますね。ギューン!いい当たりでシュッとしたおとり頃が掛かりました。同じようにもう1匹掛かり、攻めに転じます。上下の小場所を狙ってポツポツ追加。渡り場はさすがに掛かりません。上のチャラへ。チビアユが多く見える。掛かりますがビリアユで循環が悪くなる。 上のトロも石色はいい。アユも良く跳ねる。そぉ〜っと行ってみる。砂利の筋と子供の頭大の石が詰まった筋が有る。そこを狙うと15〜16cmの天然遡上らしきまっ黄色アユが掛かり出す。なるべく竿下に置くようにゆっくり動かす。郡上五町の瀬でなんとなく掴んだ感覚を生かして釣るといい感じで掛かった。残り1時間ほどのとき、対面におじいさんがやってきてしまい、ポイント奪取されてしまうが、仕方なく動いた少し上がまた掛かる。全部追い気満々のいい鮎ばかりでした。やや小ぶりが多いですが、涼しく川に座り込んで静かに楽しむにはいい所だと思います。
 帰着時間になり川を渡ると、よく掛かった筋は意外に水深がありました。釣っているときは膝上くらいかと思っていましたが、実際には股くらいまであり、改めていいポイントだったんだな、と理解しました。
 そして予選中は下流の瀬の様子も観察していましたが、選手が良く動いていたので、爆発力はトロが勝っている。決勝ではトロ尻が勝負ポイントだと考えながら帰着です。検量結果は込み25匹で1位通過でした。
 決勝プランは、優勝するには20匹をクリアしないとできないと考えます。適うポイントはあるのか。決勝はエリアが狭まったので、ゆっくりポイントを選ぶ余裕がありません。シード選手5名の後、6番スタートですが、おとり配布場所付近はいい石が多いが色が悪く爆発力は期待できない。渡りながらその上のトロもチェックするが暗い。右岸側のザラ瀬を見に行くと全体に明るく鮎は多い感じ。しかし全体に浅いのでどれほど出るかは疑問はあるがここにしよう。しかし皆考えることは同じで、上下竿1本しかない。動けない。これが一番苦手。開始までまだ時間が有ったので放浪しようか随分悩んだが、養殖でトロは攻めにくく、おとり交換だけはここでしようと開始を待つことにした。開始。おとりがきれいに泳いで流れを横切っていく。間違いなく掛かるイメージだが掛からない。さらに右岸際々を上っていくがまだ掛からない。と今度はおとりがどんどん流されていく。ビリが掛かったのか?違いました。なぜか分かりませんがおとりが横を向いてしまい使い物にならない。2匹目を使う決心が付かず動きました。
 その瀬の頭、上には広大なトロ。しかし予選時選手が多く入っていたようで鮎は見えない。ここでも掛けられず放浪の旅です。結果は8箇所廻り4匹だけ。優勝はやはりトロを攻めた方が24匹で勝ちました。戦略は間違っていなかったが、それを見つける眼力がありませんでした。
 決勝ウロウロしているときに優勝者の方が3匹掛けるのを見て、そのポイントを見ましたが、全般に暗い流れのなかで、その周辺は野球ボール大の石が多く、ピカピカでした。まずトロを良く見てから瀬に目を向けるべきだったかと反省でした。
 しか〜し、参加者全員に何かが当たるお楽しみ抽選会では、奇跡的に自分の札が最後まで残り、43型テレビをゲット!奥様には喜んでいただけました。さて馬瀬川へ移動です。
 
おとりを替えられるとふんで狙ったポイント。岸際の白っぽい砂混じりのところです。良いのが2匹掛かり、攻めに転じる。 下流側はいかにもいい感じの瀬ですが、入る余地なしでした。よく竿が曲がっていましたが、居付きのようで動く選手も多かった。
向こう側には子供の頭大の石が多く詰まっていて、そこを狙うとまっ黄色鮎が追って来る。 石色良いです。
左岸に岩盤が少しあるところではいいサイズも掛かってきた。 いい感じで掛かり残り1時間、対面からおじいさんが出てきた。草が刈ってあるところを行ったり来たり。そこは諦め、その上を狙うとまた掛かった。
長いトロです。鮎がうじゃうじゃ 大会外でも静かに釣れば楽しめそうですよ。 決勝スタート時立ち位置。5分で移動、放浪が始まった。
決勝スタート立ち位置上流向き。何しろ上下竿1本はストレス。

   7月 16日 板取川上流鮎釣り道場杯大会参戦 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
大会エリア 27匹 シマノ競FW H2.6 9.0
ソリッド穂先
フロロ0.8-4m 無し メタコンポ0.04-5m ナイロン0.4-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-22cm 0cm 刻7.0号-4本 フロロ1.2 2号 オーナーチタン6.0mm なし