※ポイントはリンク先Google Mapのマイマップで確認できます。見たい日付のチェックボックスにチェックを入れてください。
 今年も首になることなく「フィッシング遊チーム」の一員として全日本鮎釣りチーム選手権に参加させてもらえることになり、松阪でチーム結団式がありました。いつもながらの歓待とプレッシャーをたっぷり受け、今年こそ表彰台!と岡田、鈴木両名人にお願いしておきました。(笑) 
 さてその前に近場で修行です。行先は松阪まで40分ほどの宮川下流です。超渇水で厳しそうですが鮎は多く居るらしいので良い練習になりそう。Googlemapを頼りに入ったことのないポイントを探しましたが、皆さん考えることは同じで、マイナーポイントほど人が多い!宮川下流は小場所が多いので先行者が有れば遠慮します。結局大人数でも可能なメジャーポイント「野原」へ。ところが皆が敬遠するためか先行者お一人だけ。狙いのトロ場をお昼まで一人で静かに釣ることができました。夏は川漁師さんがトマトを収穫してから来ると言っていたのでそれまで泳がせで我慢してみます。しかし我慢の釣りも2時間が限界!後半2時間はついにおとりを投げていました。こうなると掛かりませんでした。放したおとりが横にスウ〜っと出て行くと簡単に掛かりますが、まっすぐ上がったり、他へ走ったりして引き戻すと掛からなくなりおとりを交換するかひたすら我慢の釣りで辛抱する、の繰り返しでした。それでも思いのほか良いサイズも掛かり午前中24匹、午後はその場所を川漁師さんに託して放浪の旅へ。浅瀬、チャラを探るも単発でしかも小さい。大汗かいてウロウロして5匹だけ!厳しかったです。川漁師さんは泳がせ師になって15匹以上掛けていました。
 歓待の翌日、ホテルでゆっくり朝食をとり、チームの心強いメンバー、がまかつテスター鈴木幹弘名人(1993年G杯優勝)と釣行です。あまり案内上手ではないのでまた昨日と同じ場所へ。さらに減水したような気がしますが、やってみましょう。
 午前中は瀬(と言ってもチャラですが)を探ってみる。瀬肩では立網、下流からは投網の方が。投網では一投げごとに獲れている様子でした。そのおびえもあるのかしぶい!丁寧に石の間を泳がせて掛かるときも有れば、流れに馴染むと速攻で追ってくる鮎もいますが、続かない。淵への入り口では1匹だけ良いのが掛かりましたがこれも単発。午前中は5匹!鈴木名人も苦労の様子。いっぱい見えるのに追わない!と悩んでいましたが、午後はこれを攻略してきっちり掛けていました。
 午前中トップは北山川行きを車のトラブルで諦めて滞在していた夏は川漁師さん。トロ場でしっかり泳がせて掛けていました。ナイロン糸に長手尻。やはりナイロンなのか。道具箱を見ると一応ナイロン仕掛けも入っています。但し2008年に作成したものです。大丈夫でしょうか。7年ぶりにナイロンを使ってみます。ソリッドにナイロン、もはや竿は何でも良いのか。
久しぶりのツルツル感触。鮎が多く見える瀬肩トロで様子見。しっかり泳いでくれますが掛かりません!結局昨日の場所へ。ナイロンでもきれいに泳げば簡単に掛かるし、無理な操作をすれば掛からない。同じと言えば同じなのか。それでも4時を廻ってから少し入れ掛かりも有って久しぶりのナイロンで楽しめました。と言っても午後は13匹でしたが。
 さて、北山川もやっと掛かりだした様子。行きたいですが、次の釣行は18日から。お盆は皆さんの好釣果を見て悶々と過ごします。
 
朝からトロで黄色い鮎が掛かり一安心。このサイズが平均です。良いのは20pくらいでした。 フラットに見えますが、少し掘れたようなところで反応が出る。
こんな感じの色ですが、どこにでも鮎は居るようです。 渇水の野原は誰もいません。出水後に独り占めできれば・・・
徹底的に泳がせる。でも午後はもう無理でした。 ここみたいに川底の変化が多い場所は好ポイントです。石は周辺どこも同じようなサイズで、同じように入っているので石ではポイントを選べません。
おなかまで黄色くなった天然鮎。これをおとりにして一泳ぎ目が狙い通りのコースに行けばほぼ掛かる。コースが思い通りにいかず引き戻したりすると掛からなくなる。 駐車スペース前の瀬肩には無数の鮎が見えます。でも釣れない。この水位だと連日網が入っています。そのせいで怯えているのか追わない。右岸の河原が水没するくらいの水位がベストです。
あまりにも鮎が多く見えるので1日目、2日目と2回チャレンジしましたが、返り討ちに合う。 誰もがおとりを入れたくなる左岸側のやや水深が有る流れ。皆が期待外れで終わる。
一応瀬の流芯です。水深は膝くらい。3連発したがそれだけ。 長い瀬の終わりにある淵の流れ込み。底石が確認できませんがやってみた。無駄でした!
ここから上は良型有望ポイント。しかしこれだけ渇水だと残っていません。1匹だけ良いのが掛かっただけ。 泳がせに開眼して2日間とも安定釣果の夏は川漁師さん。良いサイズが背掛かりですね!
2日かけて確認した結果、結局掛かるのはこんなところ。2日目夕方入れ掛かりで終了! 川に座り込んで釣れば暑さ知らず。あまり掛からないので立たなくてもOKです。

  宮川下流 8月 10日、11日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
野原 29匹
18匹
シマノリミテッドプロRS 9.0 フロロ0.8−4m 無し RANSP0.05号-5m
ナイロン0.15号-4m
ナイロン0.4-15p
ナイロン0.25-20p
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-23cm 20cm 刻、楔SP6.5号-4本
龍の牙7.0号-4本
フロロ1.0、1.2 スレ2号 オーナーチタン6.0mm 無し