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 皆さん期待の宮川上流と大内山川が同日解禁となりました。昨年同様榎本、斉藤両師匠と宮川上流へ。3時半に大原おとりさんに着くと昨年以上にごった返しています。一緒に釣ろう、とやってきていたM社長が圧倒されて大内山に転身したほどでした。すでに大原さん下のポイントへ多くの釣り人が入った、とのことでここを諦め場所を探そうか、と思案しましたが、どこも人が多いらしい。宮川上流は川まで高低差があるので、いったん降りてまた戻る、ってのは大変!まだ暗いし、ここは川が見えないポイント。意を決して降りることに。
 川には明かりがポツポツと。昨年のポイントは遅かったかな、と思いながら明かりを頼りに行ってみると空席でした。昨年と同じポジションを確保してしめしめ。気合が入り薄明るくなったころにおとり出動!解禁3河川目ともなれば暗くてもセット可能になります。瀬落ちへ入れて待つ。気配はありますが。5分でちょっと心配。10分でかなり心配。30分でキョロキョロ!8時まで2匹だけ!下流の榎本さんはポツポツ掛けていますが昨年の爆発力とは程遠い。明るくなると石色が昨年より悪く見えます。(しかし帰って昨年の写真と見比べるとそうでもなかった)昨年と違うのは雨がしょぼついていて日が差さないこと。それでも8時を過ぎると黄色い鮎が掛かりだした。しかし補給が遅い。瀬も探ってみるが少し掛かっておしまい。
 先に動いた師匠たちは少し上で良く掛けている。たまらず移動すると石が顔を出したやや浅い水が通った流れで掛かっています。釣りにくい段々の中の壺を狙うとギュン!掛かって石の中へ吸い込まれる。取りに行くとプツン!張り替えてまた壺へドボン、ギュン!ズボッ!また切れる。
 午前中は20匹まで行ったかどうか程度。河原で昼食です。曳舟を置いたところでは野鮎が追い合い!おまけに良型アマゴがビリ鮎を追ってすぐ近くまで!丸見えです。こんなに鮎居るのか!午後はその見え鮎から狙ってみました。簡単に掛かって連発。榎本さんが見つけた良い場所をぶんどって夕方までそこでやりました。ビリも混じりますが黄色い鮎も掛かってこの日は43匹でした。ちょっと期待はずれでしたが、昨年が異常、今年が普通でしょう。
 斉藤さんと野営し、2日目は入ったことが無い少し上流のほうへ。古ヶ谷出合いへ行ってみます。少し下流にある岩井橋周辺で前日良く釣れていた様子。良さそうなタナはすでに釣り人が居ましたので上にある大トロの尻へ。小砂利ですが追い合いする鮎が多く見えます。2時間ほどそこで楽しみました。小さい群れ鮎も掛かりますが、それをうまく回すと続きますが、根掛かりやエビでリズムが崩れると止まりました。2、3匹掛かって沈黙、やっと掛かるとまた続く。こんな感じでした。その後は岩井橋上流付近まで移動。浅い砂利底で追ってきます。しかしやや小ぶりが多い。午後は移動も考えましたが重い友缶かついで川への上り下りは大変!で午後もここで。空いた場所で慣れない泳がせ。見え鮎に翻弄されて根掛かり、エビ多発。いやになってきます。集中力も失せてやってはいけない惰性の釣り。釣果が伸びるはずもなく23匹と沈みました。ちなみに解禁日、榎本師匠午後良い場所を譲ってもらって53匹、斉藤師匠1日目48匹、2日目36匹と完敗しました。1か月後には大会もあるのになんとかせねば。
 2015年の宮川上流ですが、昨年より鮎の出来上がりがほんの少し遅い感じです。居つきの鮎も少し細く感じました。それでも追い鮎はとてもいい匂いがしました。鮎は小型も多く見えるし、良い場所では釣り返しも効いたので、数日すれば良くなるような気もします。あとは雨、増水で発病しないことを祈るだけです。ちょっと水が増えたときは面白いかもしれませんね!
 
宮川解禁朝一の立ち位置。昨年と同じですが、鮎は昨年と違った。ここで5時から8時まで2匹! 昨年はこの瀬でも数が出たが、今年はさっぱり!流芯は石が白い。
深みからの駆け上がり付近は良く掛かっていた。しかし昨年よりは石色が悪く感じた。 この瀬で掛からない。今回の解禁はどうも瀬はダメだったようです。
こういった坪に着いていた。しかし釣りにくいので数は出ない。 良く掛かっていたのはこんな感じのところ。水深はすねから膝くらい。鮎も多く見えた。
お昼を食べて静かにしていると青く写っているさっきまで釣り人が立っていたところで激しく追い合いする鮎が!休憩後おとりをいれたら直ぐかかった! 良いほうのサイズの鮎。18pに届かないかな?
自分が一番数を稼げたところ。午前中榎本さんが発見したところ。昼からその場所を強奪! 解禁日はビリも入れて43匹。両師匠に完敗!
2日目の朝はここから。右写真の瀬肩の上のトロ尻。追い合いする鮎が見えたのでここへ。 対岸の方も掛けていた。一人で静かに釣ることができれば好ポイント。
浅いところで良いのが掛かる! 岩盤も良く磨かれているように見えるが、こういったところは数が出なかったようす。掛かればサイズは良い。
ここから上は午前中良く掛かっていた。午後入ったが、鮎が多く見える。 岩井橋上の浅い砂利の流れ。左岸際に石が並んでいて、その際へおとりが泳いで行くと掛かる。小さかったがまっきっき。
右上写真の上流方向。岩の前はあまり釣れなかったようだ。 絶好に見える。鮎も見える。でもなかなか掛からない。おとりが替わると2、3匹掛かって止まる、と言った感じ。
他の方が良く掛けていたポイント。自分はさっぱり! 同左ポイントの下流側。巴になって食む鮎がいっぱい見える。岩盤を素早い動きで食んでいるがなかなか掛からない。
2014年と2015年を比較!去年より石色が悪い!と言う人が多かったし、自分もそう思ったいましたが、比べてみると・・・ん?
今年の方が良く見えるかも!分からないものですね。有田川でも思い知らされましたが、もっと川を見る目を養わないといけませんね。
本当に追う鮎が居る川、石の色とは?
同上比較です。瀬もあまり違いを感じられませんでした。白っぽく感じましたが、それほど違いがありませんでした。先入観は捨てること!

  宮川上流 5月 16日、17日 解禁 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
小又、古ヶ谷出合 43匹
23匹
シマノリミテッドプロRS 9.0 フロロ0.8−4m 無し メタゲーム0.04号-5m ナイロン0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-21cm 0cm 一角6.5、7.0号-3本、4本
イニシアブロンズ6.75号-3本
フロロ1.0 タックルインJ3号 オーナーチタン6.0mm 無し