2014年の納竿釣行はきまぐれ翁と古座川にしました。今シーズンは初めてです。道路事情がどんどん良くなり鈴鹿から、途中すき屋で朝ごはんを食べても3時間で一枚岩まで行けます。交通の便が良くなっても、途中にも良い河川が多い紀伊半島では古座川の秘境度はあまり変わりません。前日も古座川で友釣りは2名だけ!そのうちの一人、楠本名人にお会いできたので狙い目を聞くと、トロ尻が良いよ、とのこと。もう一人の釣り人、田上おとりさんで天然おとりを調達して二人が竿を出していないポイントへ。通称「鉱山前」というところへ。2つある釣り橋の上流側にある古いほうのつり橋付近です。まだダム濁りが残っていますが浅いところでは石もはっきり確認できるレベルです。教わった通りトロ尻へ。おぉ!いっぱい鮎が見える!テンション上がりますね。岸からそっと送り出すとギラン!と掛かるのが見えました!開始早々2連発して今日はどんだけ掛かるの!っていつも考えますが、そのまま続くことはまあありません。ちょっと粘りすぎてしまいましたが昼近くまでで11匹でした。ちょうど上がったところに古座川名人のシマノインストラクター、浅利さんがカニ獲り帰りで通りかかり、少々お話し。一雨いいかも!と教えてもらい素直に行ってみます。雨も上がりおでんで体も暖まり午後の部開始です。ここでもトロ尻へ行くと多くの鮎が見えます。ポツポツ掛かります。少し下がって瀬へ。やや絞った溝周辺で小気味良い当たりが連発します。盛期のような当たりときれいな鮎!その後は下流の広いチャラも探りましたがポツポツの掛かり。うっかり数え忘れましたが15匹までは数えていたので20匹近く釣れたと思います。天気は良くなりましたが、さすがに水は冷たく4時半で竿を置きました。最後は感謝の気持ちを込めて放流の儀でシーズン終了です。一応泊まりの予定もしてきましたが、翌日の天気が怪しかったので帰ることにしました。温泉に入り、新宮で有名な「鈴焼」というベビーカステラをお土産に買って無事帰りました。今シーズンも事故なく最後まで楽しめたので良かったです。拙い釣行記をご覧くださりありがとうございました。また反省と振り返りをUPしたいと思います。
 
楠本名人からトロ尻が狙い目と聞いていたので迷いなくここに入る。出し掛かり5秒で掛かる! この辺りまでで良く掛かる。これより上のトロは掛かりませんでした。
吊橋の上も良いポイントが有ります。この吊橋は地元の方だけ車両通行可です。 大きいのは掛かりませんでしたが、最後の釣行でこんなのが釣れれば大満足です。おなかはまだパンパンではありません。
この右岸側はピカピカでしたが1匹掛かっただけでした。瀬にも良そうですが、ここでは不発。 午後は一雨(いちぶり)へ。人気ポイントですがこの時期は貸切です。
ここでもトロ尻から。鮎はいっぱい見えます。この写真のように所々に茶色い石があるポイントで掛かりました。全体が茶色いところはダメでした。 左下のちょっとした瀬で掛かった鮎。ここではこんなのが盛期のように連発しました。
掛かるポイントは狭いエリアです。見つかれば面白いように追ってくれます。 掛かった場所は反対からも攻めてみる。
瀬肩の浅いところも探る。鮎はうじゃうじゃ見えますが追わない。 小さい鮎が多かったですが、きれいな鮎で満足です。同じ場所で粘らず多くのポイントを探る方が数は出るようです。見える鮎にダマされると釣果は伸びません。
子持ち鮎を少し持って帰ろうと企んでいましたが、まだ卵パンパンまではいかない鮎ばかりでしたので全て放流しました。これにて2014年は完全納竿です。

  古座川 10月 21日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
鉱山前
一雨
28匹 シマノ競RS R 9.0 フロロ0.8−5m 無し メタゲーム0.04号-5m ナイロン0.4-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-23cm 20cm 一角6.5号-4本
刻7.0号-3本
フロロ1.0、1.2 タックルインJ3号 がまかつ6.5mm なし