郡上を後にして武芸川道の駅におとり缶を浸けて武芸川温泉で暖まり、とんちゃんを食べに行こう!と美濃のニュー柳家食堂へ。しかし多くの待ち客で断念、美濃IC横の大学ラーメンへ。がっかりお休みです。3件目の和華屋でやっと生ビールにありつけました。道の駅に戻ってまた少し飲みます。和人くん、家がここから5分ですが車中泊です。理由は聞きません。岐阜の夜は寒いくらいです!窓を閉め切った車内で爆睡!

 2日目の朝は寒くて目が覚めます。武芸川では白みかけた東の空が網打ちの方のシルエットを映しています。今日も良い天気!エチケットを済ませビンビンに回復したおとりを持って鮎の瀬へ。前回より随分水位が下がっています。ハムエッグを作っていると地元の方がなにやら準備中。どうもソジを張るようです。カロリーを蓄えながら見ていると重機も川の中をやってきました。矢板を打ち込むときに使う振動する先っちょが装備されています。年配者が張る位置を確認、鉄杭を若い衆が持ち並んでいます。重機であっという間に2mほど撃ち込まれていきます。川幅いっぱいに鉄杭が打たれると次は船を使って鎖に白いビニルを括り付けたものを鉄杭に沿って沈めていきます。最後は水面をたたく荒縄を張って出来上がり。みごとなコンビネーションプレーであっという間に瀬肩にまっすぐな白い線ができました。この白と水面をたたく縄を警戒して下ってきた鮎たちがここに留まります。これを狙います。夏の空でしたが、間違いなく鮎も終盤だと気づかされました。
 さて釣りの方ですが、瀬は石色悪いです。美並よりさらに悪い。藻も生えています。流芯は生気のない白っぽく薄緑色に見える流れ。たま〜にしか掛からないようです。ジャラジャラの流れは藻が多いですが、その中のきれいなところでは小型ですが黄色い鮎が追ってきます。瀬を捨て瀬肩へ。ここはまだ石色が良い。やや水深がある筋を探ると反応あり。2時間半ほどで8匹でした。今日もゆっくりランチです。昨夜食べられなかったとんちゃんを和人くんがスーパーで買ってきてくれました。郡上味噌の味付けでこれがウマかった!飲みすぎないようにグッとこらえて午後の部へ。トロにいっぱい鮎が見えたのでそこでやることにします。静かにして良く観察していると数匹で狭いエリアや決まった一つの石を食みまくっています。それもそこかしこで!メチャクチャ居る!って言えるほど鮎はいます。でも単独で食んでいる鮎は少ない。だから鮎が多く居るのに掛からないのですかね。そこで釣ってみると、鮎任せでは泳いでも掛かりません。何かの原因で変な動き、例えばよろめいて緩んだり、目いっぱいまで泳ぎあがった時などに掛かることが多いように感じました。3時間弱で8匹でした。しかしトロ場の釣りは楽ですね!瀬と大違い!またトロの誘惑に負けそうです。
 2日間終盤の長良川をやってみて感じたことは、全体として昨年より悪いです。荒い瀬も竿抜けなら掛かる気がしますが、鮎が薄い感じで頻繁に竿が入っているような瀬は厳しいです。鮎の瀬も例年この時期なら川全体がピカピカになっているはずですが、こんな色の瀬は初めて見た感じ。最終盤に向けて好転するときがあるのでしょうか。次は三重の川へ行ってみます。
 
武芸川道の駅の前の武芸川で早朝投網を打つ方。 水位は下がって瀬の中を縦横無尽に歩けますが、瀬は石色悪い。藻も生えています。流芯は白っぽく水の色が薄緑に見えます。
鮎の瀬は瀬肩周辺の方が石色が良かったです。掛かるのもその周辺です。 瀬肩の浅い流れの中に深い筋が何か所かありますが、そこが、狙い目です。
昼からは鮎が多く見えたトロでやってみます。おとりがちょっと変な動きをした時に掛かる気がしました。 トロの石色。ピッカピカとまではいきませんが、瀬よりは断然いいですね。
橋ピーヤの筋が馬の瀬で浅くなっています。網打ちの方のたっているところの浅いですね。自分が立っているところは腰くらいです。 水中撮影。ここも石色良いですね。石はビッシリです。長良川は石が浮いている瀬はダメです。瀬でもトロでも石がしっかりしているところは良いポイントのような気がします。
観察していると特定のポイント、石を数匹で食みまくって小移動を繰り返す鮎が多く見られました。 トロの釣り。なんて楽なんだ!
鮎の瀬は流れが東西になっています。暑さを感じない西日は寂しいですね。

  長良川中央 9月 14日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
鮎の瀬 16匹 シマノスペシャルバーサトル H2.75 9.0NB フロロ0.8−5m 無し メタマグナム0.06号-5m ナイロン0.6-25cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-25cm 20cm J-TOP7.5号-3本 フロロ1.2 タックルインJ3号 オーナー7.5mm なし