長良川は少し増水した模様。天気予報も雨。北山川も掛かるようですがこちらも天気予報は雨。天気予報が終日「曇り」と言う予報で行先を安曇川朽木に決定。高速代も掛からないので平日は特に助かります。またまた早く目が覚めて5時半には村上おとりさんへ。思った以上に渇水です。
 昨夏の大水で川相も大きく変わっています。まずは車が横付けできる桑野橋下流へ。目の前の瀬は石色も良く良い感じに見えますがどうでしょうか。20分無駄引き。川を見ながら次の瀬へ。瀬落ち開きを探る。すぐには来ませんでしたが気配は感じるので粘ってやっとおとりが替わる。背中に針傷がある強者でした。良いおとりで平瀬を探っても時間のせいもあるのか反応は薄い。次の瀬へ。瀬落ちは良いポイントですが先行者有り。瀬を攻めてみます。フラットな早い流れにおとりを留まらせるとギューン!瀬に居るのか。瀬でも誰もがおとりを入れるようなポイントでは反応が薄く、流れが走った強いところで良く掛かる。パターンが見えてきました。
 下流の先行者の方、白髪でご高齢に見えますが、竿捌きは只者ではない感じ。やっぱりよく掛ける。ひょっとして某名人?思い切って声を掛けてみるとやっぱり大西満名人でした。昔大西名人が本に書いていた「友釣りは掛かるシステムになっている。掛からないのはシステム異常の場合が多い。おかしいかな?と少しでも感じたらおとりを引き戻してチェックすること」と言う言葉は今でも私の基本になっています。しばらく見学させてもらいましたが、おとりの状態に合わせておばせを入れたり、とったりしておとりをサポートしながらコントロールしています。竿角度は一定で、立ち位置を細かく頻繁に変えて広く探っていました。自分がおとりをイメージ通り操作できる竿、糸角度を体に覚え込ませれば、もっとおとりが安定するのかもしれませんね。
さて、パターンが分かってきたので、戻りながら先ほど攻めた場所を攻めなおし。ポチポチ掛かります。桑野橋周辺では10時までで13匹でした。
 次は村上おとりさんへ戻って周辺を探ってみます。早昼を済ませ瀬を探して下流へ。掴んだパターンが実践できる瀬におとりを入れると1発です!バラバラっと掛かりますが瀬の規模が小さいのですぐに終わる。川幅が狭く、水際が切り立っているので狙うポイントより随分下流に舟を置いて、そこから引きあげて探り、掛かるとまた下がって取り込む。掛かってから下がる途中で何匹もバレてしまいましたが入れ掛かり状態でした。水に浸かっていないのでアツいアツい!頭痛がしてきたのでトロで座り込んでクールダウンしながら泳がせても掛かりました。一見石色が悪い流れでも掛かります。というかそんなところの方が良く掛かる。見るからに良いところは当然竿が入っているので渋かったです。夕方は小砂利主体のチャラも確認。石色はとてもよく小型が多いですが根掛かる前に鮎が掛かれば循環します。渇水で厳しい釣りになるかと思いましたがうまくパターンが掴めて結構楽しめました。少し水が出れば面白いでしょうね!
 
まずはここから。桑野橋の下です。この瀬の落ち込みにタンクが有るので、この瀬で様子を見てみました。石色は良いですが無反応!20分で見切る。 おとりを替えないといけないので少し下って瀬落ちの開きを探る。朝早いからなのかここも反応が悪い。でもなんとか2匹掛かる。瀬はダメと思って竿を入れずにさらに下る。
元気なおとりで水深がある平瀬を探る。石色良いがここも掛からず。 下には堰堤があって、桑野橋下流では堰堤までで最後の瀬です。元気おとりを早い流れに入れてみるとギュンギュンと5連発!パターンが少し見えてくる。
下流の釣り人、結構な御歳に見えるが、竿捌きは只者ではない感じ。注意してみているとやはり良く掛ける。 やっぱり大西満名人でした。お声掛けして少しお話しできました。しばらく釣りを拝見。竿角度はあまり変わらず、立ち位置を頻繁に変えて操作していました。
パターンが見えてきたので戻りながら攻めていない瀬を探る。やっぱり掛かる。瀬の中の速い流れに居ます。水深はあまり関係ない感じ。 湖産らしいアユ。このポイントのアベレージサイズは18pくらいでした。良い香りがします。
桑野橋は10時で終了して村上おとりさんの駐車場で早昼にします。11時過ぎから少し下流にある瀬を探る。掴んだパターンの通りに掛かります。朝よりさらに活性が上がった感じ。良く掛かる。 釣り人が少ないのでどんどん動いて探って行きました。ここは石色悪くダメかな?と思ったポイントですが、ここがこの日一番のパラダイスでした。良いサイズが入れ掛かる。
川幅が狭く、立っているところも左岸側みたいに高低差があるので釣りにくいところ。下流の方でおとりを入れて引っ張り上げるとガツーン!掛かると下流に下がって取込。途中で何匹もバレる。汗だく。。。 左画像の下にある瀬開き。ここは石色も良く常に釣り人がいました。流れ込みの泡の中では良いのが掛かりました。熱中症気味になってきたので、下に見える大きな石の少し下流で水の中に座って泳がせ。4連発する。
夕方は戻りながらこんなチャラ瀬を攻める。石色はすごくいい感じで小型ですが鮎も多い。じっくりやればそこそこ掛かりそう。掛かれば走り回って面白い。 こんなチャラチャラです。小砂利でも鮎は付いています。大きめの石が点在すればさらに好ポイントです。
村上おとりさんで本日の釣果を確認。

  安曇川朽木 8月 5日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
桑野橋下流
村上おとり店下流
43匹 シマノ競RS R 9.0 フロロ0.6−5m 無し RANSP0.04号-5m ナイロン0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 15cm 一角6.5号-4本 フロロ1.0 2号 オーナーチタン6.0mm 無し