6月になるといよいよ鮎シーズン突入と言う感じがありましたが、今シーズンは5月に7回も釣行、しかも宮川上流の好調で個人的にはすっかりシーズン真っ盛り!です。それに加えここ数日の猛暑は夏を思わせるもので、「解禁」という言葉にもやや鈍感になって迎える長良川中央区の解禁になりました。所属クラブの鮎心会では、数年前までは根尾川下流解禁の時に最初の例会を開催していましたが、ここのところ不調の根尾川では行えず、今回が最初の例会となりました。板取川河畔、通称プリモ前の右岸に陣取り前夜祭です。好調宮川の話などで盛り上がり、10時に就寝、朝3時ころには周りのザワザワで目が覚めました。少し飲み過ぎたようで頭がガンガンしますが、支度して4時半ころには川へ。
 瀬肩の有望ポイントはすでに満員。前日しっかり川見をしておけばいいのに、飲むのに忙しく見ていません。薄暗い朝ではポイントが分かりにくい。何度も入っているポイントなので想像でポイント選択。ザラ瀬の中に少したるみが絡む場所に陣取って開始。養殖おとりを放つとスーッと動く。群れが居るようです。大岩裏から岩の横へ泳ぎあがると一発で掛かりました。想像より大きい!でも白い。同じ場所でポツポツ掛かりますが、前触れ無しでいきなりガガッと掛かる。掛かりどころも悪い。群れ鮎のようです。でも鮎がデカい!おとりがあっちゃこっちゃ走り回る。黄色い鮎も混ざる。周りでもポツポツ掛かっています。浅いところ、荒いところどこでも。
 瀬にも入っているようなので瀬に移動。結果から言うとここで粘った方が数は出た。deibuが動いた後にすぐ下流の釣り人が入り17連発!ほどしたようです。ガッカリ。解禁で一番重要なポイント選択は当たっていたのにそこを放棄!これも宮川での釣りが影響して我慢できなくなっていたのかも!下流の荒瀬に行ってみますがピンとこず。戻って上のザラ瀬へ。右岸から榎本師匠がコンスタントに掛けています。ザラ瀬をたて糸気味に丁寧に攻めると追い気のある鮎が楽しませてくれました。しかし同じところでは掛からず、ポイントを細かく見て攻めていきました。午前の部最後は下流の瀬へ。掛かるのに小さい。一番が取られた後です。ガツーンとウグイも掛かる。諦めて11時前にいったん休憩です。ここまで17匹。榎本師匠18匹、斉藤師匠22匹でした。
 そしてお昼がまた飲み過ぎ食べ過ぎ。午後は下流側の瀬肩左岸から。手前から丁寧に泳がせると4匹連発するが小さい。瀬も少しやってみるが反応薄い。午前良かったザラ瀬へ移動。でもここは人多い。しばらく石の上で昼寝!焼けた石がツボにはまって気持ちいい。3時半、頑張って立ち上がる。ですが気力がないとおとりも泳がないようで追われることなく4時半で終了。午後は4匹だけです。情けない。斉藤師匠は瀬で入れ掛かりも決めて34匹!周辺ではトップかも。確かに釣り返しは効かない状況でしたが、ジャパンカップファイナル4回の名手Y田さんは午後から同じエリアで動きながら17匹も掛けていました。お昼も一緒のように飲んで食っていたのに!釣りの技術云々以前に釣りに対する姿勢がなっていませんでしたね。反省の多い解禁となりました。
 板取川ですが、このエリアではパラパラと掛かっていました。特に瀬ではきっちり縄張りを持った良い鮎が釣れていました。鮎が多い年はトロでも掛かりますが、今回はトロでは追いが無い様子。2週間後の大会は間に雨もありそうで状況は変わるでしょうが、今年も波気のある場所で勝負します。
 
板取川解禁の立ち位置。上流に斉藤師匠。位置は間違っていなかった。 正面はこんな感じ。大きな石の周りが良さそう。で、送り出して10秒で掛かった。自分が動いた後に入れ掛かりされました!
このようなザラ瀬でポツポツ掛かった。 追う鮎のコンディションは良かった。
瀬もやってみた。一番が取られた後は小型です。でも渇水時は狙い目ですね。盛期も良型が良く掛かるそうです。 宮川に負けず劣らずきれいですね。
この周辺は石色まあまあでした。 少しクールダウンしないとやってられないほどの好天でした。これでもう少し水が有れば!斉藤師匠は34匹!混雑時は結果がシビアに出ます。反省点が多いことに気づかされます。

 板取川(長良川中央区) 解禁 6月 1日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
ホンダプリモ前 21匹 シマノ競RS R 9.0 フロロ0.8−5m 無し メタゲーム0.04号-5m ナイロン0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ1.0-23cm 15cm 一角6.5号-4本 フロロ1.0 タックルインJ3号 オーナーチタン6.0mm 無し