増水後の平日休みです。一人なのでどこへでも行けます。できれば昨年の今頃楽しめた長良川中央でやってみたいな、と思い出発。まずは御手洗の瀬を見てみます。水量は良い感じですが、ピンときません。新美濃橋から川を見ます。ヘチには鮎が数多く見えますが石に付いていません。流芯は確認できず。こう少し下がれば良さそうです。
 次に板取川へ。昔良い思いをした「長瀬」は流れがやや単調にはなっていましたが、相変わらず石は良い感じです。垢もあり水量は最高!ここでやってみようかしばらく思案。1匹掛かればそこそこ出そうですが、1匹が掛からないと全面掛かりそうに見えなくなりそうです。長良川を遡上することにします。
 途中の美並エリアは掛かりそうな匂いがプンプンですが、川を知らないので高水だと危険です。これなら郡上も良いかも。郡上は意外に垢が飛んでいなかったのですね。しかし石色は良くない。白鳥まで上がります。
 白鳥でやるつもりでおとりを購入。情報を聞くと平均5〜10匹、ここ最近、毎年梅雨明け頃は鮎が居るのに掛からなくなるよ、とのこと。それでも望みのあるエリアを聞いて見に行きました。鉄橋から道の駅までの間です。鮎は見えるものの石色は良くありません。どうもやる気が起きず。さてどうしようか。油坂峠道路の看板には大野まで54qの文字。九頭竜は調子が良いらしい。1時間ほどで行けるな。とすると馬瀬川上流もほぼ同じ距離。馬瀬川にしよう!となってしまいました。
 9時前に中流部に到着。水量は6月30日と同じくらい。入ったことがないところと思い、瑞穂橋上流右岸へ車を止めました。杉木立の中で良い休憩場所です。瑞穂橋上下にお二人、上流のほうのトロ瀬に数人、目の前の瀬は貸切!瀬肩から探ってみます。
 流芯はやや白っぽいので真ん中に立ち右岸、左岸を探りながら流していきました。掛かったのは左岸側。ヘチの茶色い筋と白っぽい境界で掛かります。サイズは法水観音での時より小ぶりです。居れば早い。荒いところは水量もあって流芯は攻めきれず。際で掛けていきました。瑞穂橋と歩道橋の付近は良く掛かっていました。お昼まで22匹。16〜17pが中心です。天気は真夏の様相ですが、馬瀬は下界とは比べ物にならない涼しさ。木立の陰で休憩するとビールを飲まずにはいられません。涼しい馬瀬の木陰できれいな流れを見ながらのビールはほんと贅沢ですね。ちょっとうとうとしてしまい午後は2時前にスタート。今度は上流へ行ってみます。
 少し行くとマスターズブロック大会1回戦のエリア下限です。大きな岩が点在する複雑な流れからザラ瀬、平瀬、トロ瀬へと変化の多いポイントでした。空いていた瀬の開きから開始。水深があるしっかりした流れにおとりを入れて待つと良型が掛かります。良型おとりだと強い流れでもうまく止められます。すると簡単に掛かります。しっかり流れを攻略できれば確実に掛けられますが、これを継続するのは非常に難しいです。ちょっとしたミス(エビや外れる根掛かり、ケラレなど)で流れに弾かれたり浮いたりするともう掛かりにくくなってしまいます。おもりをうまく使えたらいいかもしれません。ポツポツ掛けながら4時ころには一瞬ですがどこでも掛かるような高活性な時もあり、夕方どこかで入れ掛かりを掴めばそこそこ数もそろうかと速いテンポで夕方入れ掛かりポイントを探して行きました。一番怪しいのは瑞穂橋下流の水深があるトロ瀬と狙っていましたが、思いのほか掛からず。残っていた鮎が所々で掛かるだけでした。5時半までやって午後は24匹でした。ほかの方たちもこの日は良く掛けていました。絶好の条件ですからね。結局240qも走って馬瀬までたどり着いた次第ですが、来てしまえば同じ一日。気持ちよく楽しく過ごせた有意義な一日でした。馬瀬最高!
 前回の安曇川釣行からタックルインジャパンのスパットという針を使っています。この針、良いです。刺さりが良い。ケラレが非常に少なく感じました。細軸ですが刺さりが良いのでバレも少ない。お勧めですよ。
 今回は安曇川での雑な釣りを反省して、丁寧にと考えながら釣ったつもりですが、瀬を探るときなど、おとりを入れた場所、場所で瞬時に集中、移動、集中を繰り返すとやっぱり雑になります。最近移動が多い釣りになっているので次回辺りはあまり大きく動かず丁寧にやってみます。
 
長良川中央御手洗の瀬です。川まで入って見てきました。あと少し!と言う感じ。 御手洗の石色です。触るとコケは付いています。
長良川中央新美濃橋から下流を望む。釣り人居ました。水量はこれで少し高いです。鮎は結構見えましたが、ヘチで群れていました。芯は確認しづらい。 同左 川の様子。垢は残っています。そのうち良くなる感じに見えます。
板取川中央区。かつて殿堂入り釣行をしたところ。流れがやや単調になっていましたが、良い瀬には違いありません。竿出そうかかなり迷いました。 おとりを購入後見て回った郡上白鳥。吊橋から上流を望む。石に着いている鮎も見えました。浮いている鮎も多い。この先道の駅周辺まで見てきたが、垢は全然流れておらず、付きすぎの感じ。石色は全般的によくない。動いて拾えばなんとかなるかも。
馬瀬川瑞穂橋上流。ここから開始。この後ろに木立に囲まれた駐車スペースがあり、川へのアプローチも良く良いところでした。 同左から上流を望む。少し上に行くとマスターズブロックエリア下限です。
この瀬をやるが芯ではあまり掛からず。真ん中から左岸、右岸を探る。左岸で掛かる。 瑞穂橋と歩道橋の間は朝から良く掛かっていました。
瀬の中はしっかり底へ留まらせることができると掛かる。
タルミでも掛かる。
前回より小ぶりな鮎が多かったですが、馬瀬川美人です。 芯でも垢は残っており、すぐに全体に付きそうです。ヘチの茶色いところと芯の白っぽいところの中間で掛かる。
瑞穂橋と歩道橋の間。朝良く掛かっていたところ。その後できたので渋かった。夕方もやってみたが渋かった。水深があり良いところ。白っぽい鮎も掛かるので鮎が多いのでしょう。 同左 水深もあり押しも結構ある。橋直下は攻めにくいので結構掛かる。左岸際は立ち込まないと届かないので竿抜けかなと思ったが、以外に掛からなかった。
トロ瀬の始まり部分。良いポイントが目白押し。 この辺りは芯で掛かった。石が大きく垢がたくさん残っていたからでしょうか。
最高のロケーション!それに馬瀬は涼しい! 瀬の開きです。ここは良く掛かった。一番大きいのもここで掛かった。
流れが強く底にしっかり入れるのが大変。底で落ち着けば間違いなく掛かった。技術の差で釣果が大きく変わるポイント。 馬瀬は水もきれいです。
歩道橋の下流。夕方は浅いところでも追ってきた。 同左 夕食みを期待してやったが掛けられず。
本日の釣果。法水観音周辺より小ぶりです。

 馬瀬川上流 7月11日 

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
瑞穂橋付近 46匹 シマノ競RS R 9.0 フロロ0.8−5m 無し メタゲーム0.04号-5m ナイロン0.3-15cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 20cm スパット6.5、7.0-4本 フロロ1.0 オーナー白一体2号 オーナーチタン6.0mm 小澤式背針