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 毎年解禁が待ち遠しくて仕方ありませんが、このシーズンオフはあっという間に過ぎた感じがします。根尾が釣れそうなら根尾にするのですが、今年もダメっぽい。放流魚主体の5月は漁協の取り組み如何に釣果が掛かっているので、少しでもヤル気のある漁協へ行くのが原則ですね。それで行ったのは矢作川です。矢作川モニターの方々が、友釣り師目線の様々な情報を発信してくれているのでとても助かります。鈴鹿からは伊勢湾岸高速を使って1時間半ほどで行けます。


 今回は榎本さんと一緒。意気込んで5時に川へ入りました。ポイントは「瀬」にしようとだけ考えていました。なので最初のおとり屋「若あゆの会」さんで駐車させてもらいその下へ。広い浅トロからちょっとした瀬、棚、トロと続く部分の瀬肩に榎本さん、瀬落ち開きにdeibuが陣取って2012初おとりを放ちました。気温は寒いですが水温は思ったほど冷たくありません。浅場も良く食んであり鮎は沢山いるようですが、目視できません。すぐにでも掛かるかと思いきやまったく追い気無し。鮎は多いはずなので事故掛かりするかと思いましたが、鮎たちはじっとしているのか気配なし。廻りも同じ。
 寒さと無反応に堪えること3時間、川面にも日差しが当たり出したころやっと1匹目が掛かりました。廻りでもぼちぼちと竿が曲がり出します。8時半頃になってやっとスイッチオン。黄色い鮎が追いだしました。こうなると如何に効率よく掛けるかです。しかし狭い川で対岸にも2人。竿を交互に出して釣っている感じ。それでも久しぶりの感触を楽しみ、昼までに15匹ほど。昼食後も同じ場所付近で4時までやって25匹でした。榎本さんも同じく25匹。
 大満足とはいかないまでも、廻りでもそんなに釣れていなかったし小場所だったので丹念に攻めたつもりでほぼ満足して帰宅。で、矢作川のブログで状況を確認すると小沢名人兄弟は二人とも午前中で45匹!これを見て愕然。結構混雑していたし、大きな河川でもないし、どこも更場の解禁日。これだけ違うのは自分が何か間違っている。今シーズンのテーマ、釣れなかった理由を検証。まずポイントは瀬は瀬でも水深が有り水通しの良い所が良かったが、入った場所はその条件に合致していたものの、人が多いと思い他に動かなかったこと。泳がせようと思いついついオバセを出し過ぎていたこと。オトリがどの高さで泳いでいるのかイメージができなかったこと。これは今回使用した竿がバーサトルH2.75で、水量に対し少し強すぎたように感じます。次回はオバセを出さないことを意識してやります。
 
2012シーズンスタートの立ち位置。寒くて川もどんより。 同左下流側。大きなタンクがあり理想的な感じがしましたが。
上の写真と同じですが、日が差してくると石色も良くなってきました。
この日は9時頃から野鮎のスイッチオン。
上と同じ。トロの落ち込みで掛かっていました。
ぼつぼつ掛かったところ。上に見える小さな瀬はまったく掛からず。川も白っぽい感じです。落ち込み開きからしか掛かりませんでした。 綺麗な鮎でした。冷水病の気配は皆無。放流らしく型が揃っていました。
奥の瀬肩棚は絶好に見えましたがほとんど掛からず。
手前のトロ尻は石がキレイです。
解禁の釣果。工夫すればもっと釣れたはず。
おとり屋さん駐車場から釣った付近を見る。流れが細くても水深が有り、瀬が続く場所を選ぶべきでした。 同左正面のトロ。一日ぼちぼち掛かっていました。群れ鮎が多いようです。

 矢作川 05月11日  解禁

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
若あゆの会前 25匹 シマノバーサトルH2.75 9.0NB フロロ0.6−3.5m 無し 北越乱0.04-5m フロロ0.3-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 10cm 一角6.5、7.0-4本 フロロ1.0 オーナー白一体2号 オーナーチタン6mm 小澤式背針