フィッシングショーへ行ってきました。今年はできれば竿を替えたいなぁ、と考えているのでその竿選びがメインの大事なイベントです。
入場の列に並び9時にはシマノブースの前に居ました。まずは新製品のバーサトルを手に取ってみます。万能竿的な位置づけのバーサトルですが感触は如何に?第一印象は現在メインに使っているスクデットと比べるとやや細いが、肉厚に感じます。重さはほぼ同じ。競FWと比べると明らかに重いです。スクデットの極端な先調子に比べると随分胴に振った印象です。長良川の中央や根尾の漁協前の瀬、熊野川などでもH2.75ならこれ1本で対応できそうな感じ。
 もうひとつ気になる機能が50cmズームです。9.0〜8.5へ。使用イメージとしては9.0で送り出し、8.5に縮めて瀬を探る、或いは8.5m仕掛けにしてシビアに探る、といった使い方ができそうです。8.0mに短竿を1本あればなぁ、と考えていただけにこれには惹かれます。ここら辺までは会場で手にしただけでも想像ができますが、肝心なのはおとり操作性。今シーズンはより緻密な「動かせ」釣りを目指しているのでそれをやり易いのか?これだけは実際おとりを付けて川に立たないと分かりません。
 競FWはごまかしの効かないシビアな操作感、スクデットはそれよりややリラックスできる操作感、この間でFWに近いほど良いのですが。競FWも凄く良いですが熊野川では安心して使えません。以上のことから絶対的第一候補としてはバーサトルのH2.75、50cmズームです。シマノの場合、おおよそ5年でフルモデルチェンジのサイクルなので新製品を購入したほうが長く使えます。FWはすでに3年目になるのでこの差も大きいですね。
 さて他の竿はどうでしょう。リミプロシリーズは高嶺の花で検討対象外ですが一応触ってみました。共に新製品のFW-GENTLEPOWER、RS-HB、この辺りになると何の文句もありません。この2本とラシュランU、短竿の計4本所有が現在の理想でしょうか。他には新しくなったトリプルフォースの下位モデル、アドバンフォースもいい感じです。昨シーズン使用した黄色いトリプルフォース初代モデルに追い付いています。時雨も結構使える感じ。これの短竿(8.5-8.0)があればそそられる竿です。

 
 さて他のメーカーは?ダイワは凄い人だかりで近寄るのも難儀。竿には触れず見ただけでした。新しい競技メガトルクと更に魅力的になったエアシリーズが気になるところでした。がまかつは競技系メインのV5が注目です。展示エリアも一番広く取ってあって手にし易かったです。バリバス、シモツケは今回出展なし。
 ライン系ではゴーセンの「感激PROヴィンテージ」という高比重糸が新製品で出ていたのが気になりました。熊野川の太く強い流れでは比重の重い糸が良いかもしれません。持っていませんので今年は少し試してみたいです。11時頃には人手もピークで歩くのもままならないほど。天気もよかったので会場内の熱気もひどいです。人に酔ってきたので早々に退散。新しいDVDも購入してきたので今から暫くは妄想を伴いながらのイメトレです。DVDは鑑賞後感想をアップします。
 
シマノのブース。朝一番だったので余裕ですべての竿をじっくり触ることができました。でもここで得られる感触は実釣とは違います。持つとビヨンビヨン振っている方が多いですが、何を確かめているのでしょう?ニューモデル購入の検討ではやはりカタログのコメントが一番の情報源になりますね。その点実釣場面が収録されているビデオカタログは分かりやすくて良いですね! ダイワのブース。ちょっとスペースが狭いですね。毎回一番目立っているのは新製品よりも右端に写っているあの方です。鮎釣り師以外にも良く知られているテスターはこの方だけです。ある意味凄い!
がまかつのブース。エリアもゆったり確保してあり高貴な感じを醸し出していました。不変のデザインは軸のぶれないがまかつの考え方を表しているようで、熱烈なファンが多いのも頷けます。

 2月5日 フィッシングショー大阪

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
インテックス大阪 00匹          
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