根尾川・板取川上流 7月2日

 久しぶりの増水を終えて最高の引き水状態かと思い休みを取って根尾川へ。昨年、同じような条件で良い思いをしたので期待して行ってみます。解禁時に気になった門脇に入ろうと行きますが、駐車場所と入川口がいまいち分からず、長島まで上ります。昨年は放水口から上の方でしたが、今回は放水口の下流域に入ってみました。川は綺麗になっていますが、鮎の気配は非常に薄い。竿を伸ばす前に観察に歩きましたが、わずかに食み跡はあるものの良い常態ではありません。放水口やや下の深み手前でここぞと言うところでやってみました。ここで駄目なら移動です。はい、移動。

 谷汲山大橋まで戻り再挑戦。ここでもぐるっと一回り。で、小1匹のみ。そのうち榎本さんがやってきて目の前で掛かった!ウグイです。板取上流へ転身決定!今回は交通費、入川券節約のために根尾にしたのに意味有りません。11時にはヒデVさんや夏は川漁師さんが良い思いをしている板取大橋に到着。早飯を済ませて川へ。道中もここも人は多い。良さそうなところには各所釣り人が居たのでどんどん下がって行きました。でもずーっと下まで竿が立っています。仕方ないのでやや浅いですが鮎は見えるので緩いポイントで泳がせです。パンッと掛かります。しかし群れに入ると動き回って掛かりません。性に合わないので移動。瀬が空いていたので一番早い流れに入れて見ると
ガガーン!とケラレ。居るのかな?それっきりでした。付鮎は取られています。次は護岸際のやや水深がある所を探ります。フロロに変えてしっかり泳がせるとポツポツ掛かり出しました。群れ鮎も掛かりますが、おとりを繋いでいかないと縄張り鮎にも相手にされません。パターンが掴めると攻めやすくなり、狭い範囲でしたが6時まで粘って33匹でした。最初好調だった榎本さんも33匹。鮎は沢山います。群れ鮎の一部が中層を泳いでいたのが少し気がかり。最近思うのですが、放流鮎は朝瀬、昼トロ、夕登りというパターンが無いように感じます。朝掛かるパターンで夕方まで同じです。これで惑わされるんですね。早く天然遡上相手に釣りたい!今年も根尾は梅雨明けからが本番かな。

竿:シマノ競スクデットtype-R90NS 水中糸:複合乱0.06、感激0.02、フロロZaito0.15 付糸:フロロ0.25 20cm 
鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm、サカサ2号 ハリ:一角7.0、7.5-3本-1.2号

 
深み、石、たるみがあって最高のところですが・・・肝心の鮎はどこだ! 同左下流向き。下まで好ポイント目白押し。
芯は白い。左岸際のポイントを狙って攻めます。ここで駄目なら
他でも掛からないでしょうポイント。で、駄目でした。
美しい。鮎も見えます。古座の小川を彷彿とさせます。
ここは良く掛かりました。 追ってくる鮎はコンディションがいい鮎です。サイズは18cm〜20cm
群れ鮎は小型です。
小規模な群れで移動しながら食んでいます。縦に動くときは掛かりませんが、円を描くときに掛かります。所々居着きも居ます。 掛かると見えます。鮎沢山居ますが同化していて見えにくい。
群れに入ってしまうとどこまでも行ってしまいます。
居着きが見えるのに攻められません。
ヘチには見えるのに。そこへ行く前に群れに入ってしまいます。
どうやって攻める?