例年なら5月から行く根尾川ですが、今年は7月になって初めての釣行です。今シーズンは放流に失敗したということで歩留まりが悪く、期待の天然も梅雨明けからではないと掛かりません。気持ち的にはスカッとする安曇川朽木へ行きたいところですが、日曜は大会。それもシードを頂いていますので一度くらいは下見しておかねばいけません。


 水位はまだ高いものの、濁りは無く天気も最高。下見の条件としては言うことなしです。大会で決勝が行われる本部エリアだけを見ておけば良いのですが、午前中は通いなれた谷汲山大橋で様子を探ってみることにします。8時の時点で釣り人おらず。石はややドロかぶり。食み跡はあるものの小さくまばらです。本調子にはまだまだの感じ。橋下の左岸瀬肩から右岸、瀬、右岸分流、分流の合流付近と広く探っていきました。比較的石色が良いのは分流とその合流点。そこで1匹だけ掛かりました。瀬では反応なし。


 お昼になったので漁協前へ。ここは賑わっています。根尾大会で2回連続準優勝の実力者T田さんがみえたので、状況を聞いてみると10時頃までは非常に厳しく、10時以降になって掛かりだした、とのこと。まずは左岸分流瀬肩から。狙ったところで3匹。本筋へ向きを変えると金蔵君がトロ尻で良型を取り込み中!同じような所を狙って1匹。瀬は攻めきれず。右岸へ渡って瀬肩から瀬へ。瀬の荒いところへ入れてみると反応あり!ガツーンときます。流芯でも掛かる。右岸を一通り探りながら釣り下りポツポツ。夕方になってきたのでもう一度瀬を1周。左岸では先ほどより1歩前へ出て芯を探っていくと気持ちの良い当たりが出ました。鮎も良い鮎です。念のため良いおとりで分流の芯も確認すると掛かります。やはり瀬に入っています。6時半までやって午後は15匹でした。瀬で掛かるのは18〜20cmの良型。分流ではやや小ぶりの追加放流らしき白い鮎。


 さて今大会の作戦は・・・やはり瀬しかないでしょう。出来れば昨年の所。ここは少しだけ棚があるので養殖から天然に替えやすそう。2番目はその右岸。以降その下、そして下の瀬がトロへ落ちる手前。その左岸。そして左岸分流瀬肩付近。もしくはその下。瀬でハマれば5連発くらいはすぐです。堰堤落ち込みは連日釣り人が入っていて追加放流鮎が釣れるらしいですが、これは時間が掛かりそう。もし予選に出たとするなら、予選開始頃は追いがシブいので10時まで我慢して残り1時間を瀬で勝負。この様子だと谷汲山大橋や長瀬も瀬で掛かるのでは?と感じています。ボーダーは昨年並みになるのではないでしょうか。予選を良く見て決勝に挑みたいと思います。その前に郡上でバリバスです。予選をなんとか突破して根尾に繋げたいです。
 
石色は良くありません。流芯は白っぽい感じでしたが、鮎は居るようです。 谷汲山大橋下流右岸のチャラ。予選ならここでしょう。
同じく分流の再合流点付近。ここは石綺麗でした。鮎も居ます。 漁協前の瀬肩。ここへ入ることができれば勝負になりそうですが。
同じく瀬の中段。鮎が濃い所です。
良すぎて散々竿が入っているので注意。
ガンバって16匹。あと2日あるので状況は良くなると思います。

 根尾川 7月8日

ポイント(Googlemapにリンク) 釣 果 竿 天井糸 上付け糸 水中糸 下付け糸
谷汲山大橋下流
漁協前
16匹 シマノ スクデット9.0NS-R フロロ0.6−3.5m フロロ0.4−0.5m 北越乱0.04-5m フロロ0.3-20cm
鼻管ハリス 手 尻 針ハリス 逆さ針 鼻 管 その他
フロロ0.8-21cm 20cm 一角6.5、7.0-4本 ナイロン1.0 オーナー白一体2号 オーナーチタン6mm ウレタンV背針