長良川郡上 6月27、28日 7月2日ダイワマスターズ予選

竿:シマノ 競スクデットtypeR9.0NS ソリッド穂先0.75mm 空中糸:フロロ0.6-5.5m 上付糸:フロロ0.3-50cm水中糸:複合メタル0.03 ゴーセン感激プレミアム 2.8m 下付糸:フロロ0.25-20cm 手尻無し 鼻カンハリス:0.8号-21cm 鼻管:オーナーチタンチューブ6.0mm 両編込み(PE0.6)移動式 サカサ:オーナー白一体2号 ハリ:イニシア7.25 3本、一角6.5、7.0 4本 ハリハリス:オーナーザイト レギュラー1.0、1.2


27日、28日の下見

 いよいよマスターズ初挑戦が迫り、斉藤さんと下見です。初日は本部上流エリア。上流から順に様子を伺います。鮎は至る所に居ます。上流部はポイントも多く、イメージは出来ました。2日目は下流部。最近はほとんど入ったことのないエリアです。上流部に比べ大場所が多い感じでイメージがつきません。できれば上流部に入りたい。2日間とも小澤名人の釣りを間近で見る機会があり、非常に参考になりました。


 さて大会前日の天気予報では開催が危ぶまれる予報でしたが、当日は雨も上がり、川はやや高水で好条件に見えます。ダイワの大会は大人数にも関わらずすごく手際が良いです。ドキドキの抽選は「B-66」 願わくば避けたかった下流エリア。この時点でどこに入ろうか全く決まっていませんでした。競技説明に並ぶ選手はダイワの正装が多く圧巻です。全国区のトーナメンターも数多く参加していて緊張感が漂います。今までの大会参加ではあまり緊張しませんでしたが、前回シマノで勝ってしまい今回はなぜか緊張しています。

 

 おとりをもらいまだ決まらない勝負ポイントを探して下流へ。すると本部前左岸はびっしり並んでいますが右岸はガラ空き。即川通しして右岸へ。昨年の決勝優勝ポイント付近が空いています。下見で良かった右岸側も水量が増えて良い感じに見えましたが本命ポイントに陣取ることができたのでそこで勝負します。

 

 開始直後からすぐ上流や右岸の流れを狙った選手は掛けています。それを見て焦ってしまい、おとりを天然に替えるまでは丁寧に釣るつもりが強めの流れに引き込んで行ってしまいました。1時間おとり代わらず。周りでは多い人で5匹程度掛けている様子。同じポイントで粘りやっと顔掛かりで1匹目。4匹目までは掛かりましたがそれ以上の反応が薄い。ここで2時間費やし残りの1時間は少し上のザラ瀬へ。2匹追加できただけでタイムアップ。ボーダーは12匹。4匹も足らずであっけなくマスターズ初挑戦は終わりました。ある程度数が釣れると実力者が勝ち上がってきます。

 決勝は皆の釣り研究と斉藤さんの応援です。本部正面では小澤選手と実力者K選手が並んで右岸を向いてポツポツ掛けています。なんでもないポイントですが掛ける。自分がもし同じポイントに入ってもこのようには掛けられないはず。普通ポイントを優勝ポイントに変える釣り方です。

 

 斉藤さんは本部上流側の橋周辺で勝負していました。特に橋の上流側に移動してから連発して危なげなくブロック進出を決めました。橋の上から斉藤さんの釣りを見ているとやはり竿さばきが絶妙。上手い人はここが違うなと良く分かりました。しかし決勝は見るものではなく参加するものですね。ほんと悔しい。また来年挑戦します。

 今回の敗因

 @緊張していた。A予選の戦い方のイメージが出来ていなかったB良いおとりに代わってから探っても反応 が薄かった  のに粘ってしまった。入れ掛かりを期待したのが間違いC廻りの動きが気になり過ぎた

 今回の収穫

 @マスターズの雰囲気が分かったA見切りと移動の重要性を認識したB小澤名人の釣りを見て「掛ける技術」があることを実感し   たこと

 
予選の立ち位置。歩かずに良いポイントがバッチリ確保できた!
と思ったのに・・・
急瀬に落ち込む前の棚。やったことはありませんでしたが掛かるのは何度も見ている好ポイント
決勝本部前の様子。小澤名人はこの右岸側を狙っていました。 決勝での斉藤さん。安定しています。強い!
あこがれのダイワ表彰台。いつかはきっと・・・まずは予選通過ですな。