根尾川 5月11日 下流解禁

竿:シマノ スペシャルラシュランH2.5 水中糸:複合メタル0.06(乱) 
付糸:フロロ 0.3 20cm 鼻カン仕掛け:0.8号-6.0mm-21cm サカサ2号 ハリ:イニシア6.75、7.25、一角6.0、6.5 4本-1.0号


 数日前の雨、その後の照り込み、そして解禁日も夏日の好天、矢作川が解禁で人も少なく、これ以上ない条件

で根尾川解禁を迎えました。おとりを3匹購入し更地堰堤下流に向かいます。思ったより水が少ない感じ。

 竿をソリッド装着のスクデットにしようかラシュランにしようか随分悩みましたが、昨年解禁直後に良かった

ラシュランにします。予定通り8時に川へ立ちました。おとりを購入するときの水槽の水も川の水も冷たくありません。例年ならとても冷たく感じるのに異常な感じ。

 

 一番流れがあるところに入れます。根掛かりしてしまい少し煽ると切れてしまいました。いきなりマイナス。

早くも2匹目の登場で同じように瀬に入れます。反応ありません。他の方々も掛からないようなので動かず狭い範囲をしつこく攻めます。流芯で我慢しているとクックッっと当たり!15cmほどですが黄色い鮎が背掛かりで

掛かりました。これである程度は掛かる!と確信したのですが・・・ 

 

 おとりが代わって次の反応があるはず!周りの視線も感じます。でもこれっきり。石裏のヨレでタバコサイズが1匹掛かっただけ。お昼前におとりサイズが掛かりましたが、これは誰かが使用した養殖おとりそのものでした。周りも反応薄い様子。堰堤上では少し掛かったようです。

 

 天気は最高でお昼のビールがウマいことだけはよかったですが。午後も移動する気が起きず、同じ場所で粘ることにします。久しぶりの竿で腕が上がってきました。おとりもヘロヘロで根掛かりが頻発するようになり、

外したついでに右岸に渡ると、竿を持つ手も変わって楽になりました。西日を背に受け川の様子が良く分かります。石色の良い所を何度も引いているとやっと反応が!しかし頭付近に掛かっていて抜いた瞬間にポロリでした。これで緊張の糸も切れて掛かる気配も無し。ぼうずを逃れて良かった、という結果で解禁は終わり。

 

 魚影が薄いのか、まだ早いのか、腕が悪いのか。5月は1週間で状況が好転する場合も多いので週末に期待です。川は小さな食み跡は沢山確認できます。本食みの石も多く、意外と綺麗です。少し水位が低すぎる感じはしました。まあ今シーズンも無事竿を出すことができたので良しとします。

 

 解禁前に色褪せたベストを染めました。ホームセンターで見つけた「染めQ」というスプレー式の染料ですが、意外に奇麗に染まって川では「新品のベスト?」と言われたほどです。なんでも染まるので面白いですよ。

 
なだらかなザラ瀬が50mほど続きます。石は頭大。 上流側を望む。見えている堰堤の上が良かったようです。
ヘチはこんな感じ。遡上鮎が食んだ跡はいっぱい! 一日ここで粘りました。この中に一体何匹の鮎が居たのか?
結構居たんだろうな。
良く食んである石も多い。鮎は居ます。 貴重な1匹。逆針を打つところがなくなるほど過酷な労働を
強いてしまいました。